三連休最後は「成人式」のお祝いの日。去年の4月から成人が18歳になりました。
18歳、19歳の人も成人として扱われることになったのです。
が、実際の「成人式」は「二十歳のつどい」として20歳が対象のところが多いみたいですね。
18歳成人のメリット、デメリット
ほとんどの国が18歳成人だそうだから、世界標準に合わせるということでしょう。
成人になったらできること
- 1人で契約ができるようになる
- 国家資格を取ることができる
- 父母の親権から離れる
- 性別取り扱い変更の審判を受けられる
- 結婚ができる
- 選挙権、投票権が得られる
一方、危険なことも増えてきます。
* マルチ商法で消費者被害の可能性
* 未成年者取消権の消滅(親の承諾なしに契約した取引を取り消すことができる権利がなくなる)
* 養育費の支払い終期の繰り上げの懸念
これらを考え合わせると、親としては心配なことのほうが増えるような気がしますね。
しかし、ほとんどの国が18歳成人を以前から実践しているのですね、知らなかった~。
2年の違いも、若い時期は結構大きな変化や成長のある時期で、これをどうみるか?
私は従来の20歳で成人がいいじゃないか派でした。が、もう後戻りはできませんから応援するのみです。
18歳というと高校3年生が圧倒的に多くて、まだ未熟なまま高校を出たら社会に放り出される気がしますけどね。
成長は個人差が大きく、同じ18歳でも肉体も精神も大差があるのはどの世代でも一緒でしょうけど。
若いというだけで、悪い大人に騙されないように用心する気遣いがいるようになるのでしょう。
クレジットカードが作れたり、スマホの契約ができたりしますが、十分に注意がいるようになりますね。
実際は「二十歳のつどい」 自分も息子も20歳はまだ子どもでした
実際には18歳は受験生でしょうから、どこの自治体も「二十歳のつどい」が多いみたいですね。
はるか46年前18歳だった私は、大学受験の追い込みの真っ最中、16年前に18歳だった息子もそうでした。
私が「自分が何者かを確立できた」と思ったのは、なんと25歳。当時は25歳成人でもいいと思ってたくらい🤣
ぼや~っとした成長の遅い子だった自分のことを考えると、遅すぎですね💦
大学生だった息子が20歳になって初めての選挙に連れ出したことはハッキリ覚えています。
親から見た、同居していた息子はまだまだ未熟な子どもにしかみえませんでした。
しかし、日本はこの20数年、子どもの数は減り、多数のシニアが幅をきかせる時代に変化しました。
選挙があっても、若者は投票に行かないし、シニアはこぞって期日前投票にもちゃんと行く。
そこで私は考えるのですが、若者の投票権を1人1票ではなく2票にするとか、PCでも投票ができるようになったらいいのではないか。
18歳を成人にしたのですから、その辺りの周辺も変えていかないと、あまり意味がないのではないかなぁ。
成人式といえば、うちは妹と2人娘がいたにも関わらず、振袖も作ってくれませんでした。
今思うと、その頃は数年前に建てた自宅兼ビルの借金の返済が多かったのだろうと推測します。大学2年生でした。
いとこの振袖を借りて、成人式には行かず、同級生の友人たちと振袖を着て会食した記憶が。
全くの子どもで、成人とは名ばかり。夢は当時から「結婚して家を出る」でした。本人は真剣😅
息子の成人式からも14年、買ってやったスーツを着て、「成人式」に行ってたような気がします。
撮り忘れた写真を、数か月後に、親子2人で写真館で撮ったのを覚えています。
すでにリンパ浮腫を発症していた私に、息子は「僕が医者になって治してやる」と言いました。
治る病気じゃないとわかってからは、な~んにも言いません😝
今の貴重な18歳~20歳の若者たち 彼らの未来にエールを送りたい
早くに成人にならないといけなくなった18歳、本当にまだ青春ど真ん中ですよね。
その数もめっきり減って、彼ら若者は社会の真の「宝」ですね。
もし、若い方が読んでくださっているのならの前提で書いてますが💦
「光陰矢の如し」を実感しているシニアの私ですが、逆に「急げ、急げ」とは言いたくはありません。
じっくりと自分の進む「道」を見つけてほしいです。
そして、大人になったら「人生山あり谷あり」、色んな経験をするでしょう。でも、負けない強さを持ってもらいたいです。
しかし、本当に困った時は「人を頼れる」力も持ってほしいですね。
無限の可能性がある「新成人」の方たち、明るく、楽しく生きていける社会を創造してほしい。
シニアはその手助けができたらいいなぁと願うおば(あ)さんです。
お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m
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