19日(火)の午後8時から、私には衝撃的な「蜂窩織炎の真実」というタイトルでの講習会に参加した。
ドレナージのS先生からの紹介で、予約していたもの。
どんな内容だろうかとドキドキしながら待っていた。
内容はまさに私にピッタリ当てはまるところの多い1時間半の講習だった。
「繰り返す蜂窩織炎の予防と対策」というところは、今私が一番必要としているもの。
講師は国立西別府病院の唐原(とうはら)和秀先生。約35人が視聴した。
できるだけ蜂窩織炎を起こさないように、いい状態をキープすることがまず一番大事ということ。
それはわかっているけど、できないから悩んでいるんだよね。。
それには、筋トレをし、肥満にならないようにする。
私は肥満はないが、筋トレはなかなかできない状態。歩き過ぎも皮膚科の先生はNGと言った・・
起こした時の薬は、ペニシリン系、セフェム系の抗生物質、レボフロキサシン(抗菌剤)で正解。
安静、冷却、挙上、これは鉄則。
起こしやすい人は、やはり虚弱体質、季節の変わり目で抵抗力が落ちている時に気をつける。
私の場合、虚弱体質は父方からの遺伝で、もうどうにも受け入れるしかないようだ。悲しい。
リンパの流れが澱んでいるのだから、すぐに細菌感染を起こしやすいこと。
水虫も注意。虫歯、副鼻腔炎、腸炎などにも注意。
あとは虫刺され、これには「ムヒパッチ」。とにかく手で搔きむしらない。
どこから「菌」が侵入してくるか、それを押しとどめるのが超大事。免疫力向上しかない!
先生の標語「手洗いは習慣、感染は瞬間」 上手く言い当てておられた。
とにかく、手にはいつも無数の細菌が付着しているものらしい。
(それを触るスマホなどは細菌ベットリなんだろうな、普通の人はそれでも大丈夫な抵抗力)
炎症が収まったかは、CRPの値ではないらしい。
開業医の血液検査の分隔で「好中球」とリンパ球」の値で、収まったか、まだかは判別できるらしい。
今は大学病院の女医先生から処方された「柴苓湯」を1日2回飲んでいる。まあ、合っているような。
唐原先生は「補中益気湯」をすごく勧めておられた。「十全大補湯」も。
10月に点滴を受けた先生は「牛車腎気丸」を勧めてくれたが、あまり合わなかった。
漢方薬に頼ることも考える必要があるのだろうと感じた。
補中益気湯で、起こさなくなった方もいるらしいのだ。試してみたい。
なかなか虚弱を底上げする薬は西洋薬にはなく、漢方薬になるそうだ。
あとは、やはり複合的理学療法に尽きるそうだ。
毎日のセルフマッサージ、定期的なドレナージ、自分で行うバンデージ(ガーゼと包帯で締め上げる)。
これは時間がかかるし、根気がいる。
しかし、真剣に取り組まねばならないところまできたようだ。サボってはいけなかった。
私のように何度も繰り返す場合は、LVA(顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術)も適応とのこと。
お腹の腸内細菌叢の正常化もとても大事だと言われた。
1500円の参加料で、すごく有益な情報をいただけた。
今後に生かしたいとつくづく思った。
ただやはり、こんなリンパ浮腫などに興味を示してくれるドクターが育っていないと仰った。
誰もなり手がないのだ。先生もあと3年程で定年らしいから、どうなるんだろう。
1度、先生の診察を受けてみたくなったが、大分県の別府となると車でないといけないな。
リンパ浮腫、そして合併症の蜂窩織炎、難儀な病気に光がほしい! 助けていただきたいのだけど。
自分でまず起こさないあらゆる努力をしてみないと、どうしようもないことは理解できた。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m
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