未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

苦渋の月に見たくない光景を見てしまった 

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そういう瞬間ってあるんですね。

なにも今日、その光景を見なくても・・という瞬間が。半年に1回くらいかな。

同じ階のYさんご夫婦が愛犬も連れてお出かけに出くわしました。

美男美女のご夫婦 蛍を見に友人宅へ

3人でエレベーターを上がってきて、私が最初に降りようとしたら、そこには同じ階の仲良しご夫婦。

旦那さんと私が同じ歳、奥さんは2歳下、息子の同級生の男の子と2歳下の息子さんがおられます。

どちらも家を出てお2人暮らし。可愛いトイプードルをコロナ禍で飼い始められました。

個人事業主で、コロナ禍でも給付金が出ていたのか、自由を謳歌してありました。

植物栽培をはじめに、次はペットを飼って。

この犬がまた小さくて可愛いんです。大きくならない、ホントに小さな犬種。

寂しがり屋の奥さんの要望だったのでしょう。

コロナ禍の時は、会ってもピリピリするくらい近寄りがたかったけど、最近は違います。

今日はご夫婦で目いっぱいオシャレをして、犬も連れてお友達の家に「蛍」を見に行くのだとか。

素晴らしく綺麗なアッシュグレーに染めた髪の色つやがよくて、服もピンク系のレースまで。

美男美女のご夫婦は、年齢を重ねても絵になっていました。

いつもはややツンケンした感じの奥さんですが、今日は笑顔こそなかったけど、ご機嫌みたいでした。

私は精一杯の笑顔でお2人を「行ってらっしゃい」と見送りました。

命日月に夫婦の光景は突き刺さる・・

1人でも大丈夫と強がってはいるものの、今月は夫の命日月です。

微妙に気持ちは乱れ気味で、1人で玄関に入ると「虚しさ」がワァっと押し寄せてきました。

最近は、かなり蒸し暑くなってきたせいか、体調もいまいちだと気持ちも落ちています。

「ああ、今日はあのご夫婦の姿は見たくなかったなぁ」というのが正直なところです。

寂しがり屋の奥さんは、コロナが明けたかにみえる今はもうお友達を呼んだり、遊びに行ったり。

コロナ以前の生活に戻ってあります。マスクもしていません

お元気そのものというご夫婦に、自分を重ね合わせると・・

病気がちで、いつも1人の私は、彼らご夫婦にはどう映っているのかなと思いました。

「いつも1人の可哀そうな人」だと思います。

実際、社交的でもなく、1人の時間が好きではありますが・・

月に1回くらいは帰省してくれていた息子も来なくなり、寂しくないとは言えなくなりました。

「蛍」を夫婦で見に行ける状況は、今日は羨ましくなりました。

「蛍」を見に行ったことはありますが、それはもう十数年前、近所のお寺の小さな池でした。

息子はまだ学生で、一緒に並んで待った記憶があります。

どこか遠くの自然の中で「蛍」を見たことはないんでした。

ああ、幻想的だろうなぁ、刺激を受けるだろうなぁ。

私は、いつものように淡々と週末料理をしながら、ちょっと散歩に買い物に出た帰りでした。

変化の乏しい日常を送っていると、「認知症」が早まるかしら~なんてね。

こんな私の変化のない日常に、あのご夫婦は刺さる「刺激」をくださったのかもしれません。

なんでもいいほうに考えて、チョッピリ辛い「刺激」ですが、飲み込みましょう。

私は「お1人さま歴22年」のベテランなんですから。

こんなくらいで、めげていては今後は生きられません。

人と比べたって仕方のないこと。自分は自分の今日を生きるに尽きます。

こうやって、ブログを書くことで、発散になっていると思います。

さあ、気を取り直して、残りの料理を仕上げます。

お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m

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