上の写真は息子が4歳になる前くらいのダラスのアパートメントの噴水前でのものです。
可愛い盛り、my angelの頃のものです。もう可愛くて可愛くて、あの子の最高の時期はこの頃だったかも?!
誰しも親になったら子どものそういう時期、経験することでしょう。
あれから30年が経過し、今では立派な?おじさん予備軍になっています。
今日の題名の「好奇心」は、私の好奇心のことです。結婚して2年が過ぎた頃にやっと授かった子が上の写真の息子。
しかし、それまでの私は「結婚して実家は出たいが、子どもはそう望んでいない」女でした。
何故かって?それは、子どもがいたら「静けさと自由がなくなるから」という自己中心的なもの。
でも、夫は家庭への憧れが強く、子どもをとても欲しがりました。
「ザ・昭和」の男である夫は親になることが当然、子孫を残すことが幸せという、ごくごく真っ当な、真面目な日本国民でした。
だから、私が妊娠した時の喜びようは半端ではなかった~。
反対に私はこれから我が身に起こるであろう身体と環境の変化に怖気づいていました。
「静けさと自由がなくなる」ことは仕方ない。
これは自分の身体を使う、動物としての人体実験のようなものだと割り切り、乗り越えようとしました。
普通の女性はこんなこと考えもしないでしょう。
段々お腹が大きくなってくる妊娠7か月を過ぎた頃、私は自分のお腹の辺りを触りながらハッとしました。
お腹をさすりながら、骨盤、尾てい骨、仙骨の下部、恥骨などを触っていきました。
知識がなかったから仕方がなかったのですが、「何故こんなに狭い骨に囲まれた部分から、赤ちゃんの身体が出て来られるのだろうか??」という疑問がふつふつと湧いてきます。
人類が長きにわたって生存し続けているのだから、そんなことは私が知らないだけで、そんな疑問を持つくらいなら別の有益なことに時間を使えばよかったのです。当時内科医だった夫に聞いてみました。
すると、面倒くさそうに「出産の時は恥骨が離れて、子どもの頭も出やすくなるんだよ」と言いました。
「ええ~!何故離れた恥骨がまたくっつくの?一度離れた骨がそんなに早くどうしてくっつくの?それは本当?」と疑問は次々と。
今だったらGoogle検索ですぐにわかることでも34年前はまだパソコンは黎明期、医学生でない限り、わかりようがないことでした。
夫の言ったことが嘘かもしれない、などと真剣に考えていました。
でも、誰もが出産しても平然として立ったり、歩いたりしている。それは、どんな人種でも同じ。
ましてや馬や牛などの動物も。当時は、一時の疑問で、出産後の大変さと忙しさからすっかり忘れていました。
しかし、最近またあの疑問は解決していないことに気がつき、ググってみました!私の疑問を解決してくださる助産師さんのブログに出会いました~。
妊娠中や産後の骨盤は広がるの? | 【神奈川県横須賀市】助産師の骨盤調整 腰痛 産前産後ケア マタニティ整体 micoas(ミコアス) (ameblo.jp)
わかりやすいでしょう?!私のような疑問を持つ方は多くはないでしょうけど、事前に知っておくと出産にも落ち着いて臨めそうですね。
30数年後に疑問の答えが見つかりました。夫の言ったように、恥骨が開く、そしてまたすぐに戻る、「恥骨結合」ということもわかり、スッキリ!ありがとうございました。
こんなふうで、未だに「何故?」「どうして?」が多いおばさんです。
自身の出産で困ったのは、会陰切開が大きく、痛みで尿が出なくなり、導尿を看護師さんにお願いしていたら、膀胱炎になったこと。
陣痛より痛くショックでした。貧乳の私は母乳も中々上手く出ず、ミルク育児に移行せざるを得なくなりました。
「もうこんな大変なことは、私には二度とできない~!1人で勘弁してください、またと言われたら、私は死にます」と夫に嘆願しました。
当時のワンオペ育児で眠れず、やや「産後うつ」を発症していたと思います。
こんなヘッポコ母ちゃんで、1人っ子になってしまった息子は可哀そうではあります。
しかし、文句一つ言わず、淡々と私の子でいてくれるのは、なんと有り難いことでしょう。感謝です。
最後はいつも最近思うこと、私が生きているうちに伴侶に巡り合ってほしい。
人には時期ってありますよね!皆さん、言ってくれます。「必ず出会いはあると」(遠い目になります)
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