今日はマンションの同じ階のMbさんから電話がありました。
テレビのBSの映りが悪いので、明日 J:COM(マンション内で導入した)の方に来てもらうのだそう。
「アウルさんのところも一緒に点検してもらっていいですか?」とのこと。
彼女は唯一私の家電だけ知っていたから電話してみたらしい。
私はほぼ1週間前から体調を崩していて、明日もちょっと室内に人が入るのは無理だと伝えました。
そうしたら、色々体調を聞かれたので、「正直にがんの後遺症の合併症です」と答えました。
実はそのMbさん(おそらく73~4歳)、がんサバイバーなんです。
しかも「大腸がんのステージⅣ」からのサバイバー!!
聞いていたのは、肝転移もあって、一時腸も人工肛門をつけられてたとのこと。
それを術前の抗がん剤治療、手術(大腸と肝臓)、それからまた抗がん剤で乗り切られたスーパーウーマン。
術後3年経ったのだそう。
そしてまた今年大腸ファイバーをしてみると、3個の小さなポリープが見つかり、施術中に3個取り切れたんだそう。
「できやすい体質みたいだから怖いけど、取り切れてよかったわ」とMbさん。
以前も、3年前くらいだったか、「双子の孫が○○高校(県内一の進学校)に合格したから、長生きしたい」と仰っていた。
彼女も十数年前に旦那さんを亡くされていて、お1人さま。そんなに親しくはしていない方だった。
娘さん(40代)の乳がんの時にお手伝いに行っていて、自分も調子が悪く、大腸がんの発見に至ったのだとか。
元々私とは体格が違うが、精神力も全然違うと感じました。
今では、買い物はカートを引いて自分で週に1回はデパートの地下まで行けるまでに回復してある。
まだ3年、多分怖いだろうけど、主治医の「動きなさい、どんどん身体が固まるから」という言葉を信じて、歩くのだという。
そして、私の後遺症が足にきていることをすごく不憫に思っていただいた。
「足だったら歩けないから辛いですね。熱も出るの? 足だったら私も出かけられないわ」と。
「何かできることはないですか?」と言われ、「今日のゴミ出しをお願いできますか?」と頼んでしまった。
マンションはゴミ置き場まで持ち込まないといけないので、私の部屋からは結構距離があるんです。
と言っても、元気な時は何でもないこと。が、調子が悪い時はそれが苦になる。
彼女は「玄関の前に置いてくださっておけば、捨ててきますよ、気にしないで」と言ってくれた。
一時は、痩せられたMbさんに言葉もない時期があったけど、今はよく食べて元に戻られている。
あの体力と精神力には、目を見張るものがある。
「息子夫婦も娘夫婦も、彼らの生活があるから、頼らないで自分でやれるところはやっているの」と。
私もそうしたいところだけど、足にきて、熱が出る感染症は、一時的には動けない。
しかし、今日はMbさんから思いがけず何か大きな力をいただいた。
Mさん(リンパ浮腫友)も屈強だけど、どうしてどうして、もっと近くにも凄いパワーの女性がいた!
また助け合える友(お姉さま)ができたようで、今日は腹部の熱感が気にならない嬉しさがあった。
私も早く回復しなくっちゃ!
いつも応援有り難うございます。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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