書いている途中で入った、「安倍元首相狙撃される、集中治療室で治療」のニュースに心を痛めています。どうか、命を取り留められますよう、心よりお祈りしています。
今、配偶者と死別して、悲しく、苦しく、辛い思いをされている方へ
自分が悲嘆にくれる時間や、先行きのお金のことで苦しい思いをされている方、今は何を言っても無理かもしれませんが、時間とともにすべてのことやものが変化していきます。自分も家族も歳をとり、気持ちも変わっていきます。日にち薬しかないというのが、私の実感です。どうか、身体にだけは、細心の注意を払って、お元気でいらしてください。そうすれば、必ずまた笑える、楽しいと思える日々を送ることができます。希望を捨てないで、どうか前向きに日々を生きてください。大丈夫!「今とここ」をいつも胸に。
30代後半で未亡人のGさん、当時はお子さん小学生と幼稚園
Gさんとは、ずっとメールでもやりとりしていたし、少し私の体調不良で間があくも・・
今はGさんは若くて(といっても、今年還暦だった!)お元気なので、元気に一人旅満喫中。
2007年だったかな、東京オフ会で会った仲間です。
Gさんのご主人も、心筋梗塞での突然死でした。突然のお別れに、動転してしまったお1人。
今でこそ、こんなに活動的になれたGさんだけど、彼女なりのすごい苦労もお聞きしてました。
ただ、離婚と違うのは、未亡人は家を買っていたら、家は遺してもらえます。(関東在住)
そして、旦那さんがサラリーマンだったら、少ないながら、遺族年金もあります。
若い未亡人は、当初は気が動転し、悲嘆と絶望に突き落とされます。
若いと、当然お子さんも小さいですから、先の長さを考えると、ため息しか出て来ないでしょう。
Gさんの下のお子さんは、当時まだ幼稚園児。
お父さんのお墓近くを通ると「ここはお父さんのお墓があるの」と無邪気に仰っていたそう。
それを聞いただけでも、泣けてくるでしょう。Gさん、大丈夫かなと、ずっと思っていました。
Gさんは、教育関係の会社の、自宅での仕事をずっとやっていたそうです。
ご主人が亡くなられてからも、ずっと懸命に仕事を頑張っておられました。
所属会社の、家でやる仕事の仕方が以前からあったのですね、教育関連会社には。
時折、その成果を、会社に納品?に行くという形態のお仕事です。
そして、彼女には、その会社の株だけを、安い時に買い、少し高くなったら売るという手法で、利益を出す才能があったようです。
時には、会社からの1か月のお給料を、株の売買益が上回ることもあったようです。
私にも勧めてくれましたが、私は頻繁な売り買いはできないタイプ。
全然上手くいかず、撤退しました。
それほどGさんは、たった1社の株の売買が上手かったのでしょう。
これはGさんの光の部分ですが、辛いこともたくさんありました。
義両親の認知症や病気の発症の介護と、離婚して子育て中の義姉さまの死。
遺された義姉さまのお子さんたちのお世話も。
そして、後には自身のご両親の介護もGさんの肩に。今は施設に入られているでしょう。
10数年の間に、Gさんに、夫婦の「4人の親の介護」が全部きてしまったのです。
そんなことって、ありですか?!!
Gさんが、倒れてしまうんではないかと一時期、メールでもドキドキハラハラでした。
本来は旅好きで、世界中でも周りたい人 只今実践中!!
きっと、Gさんの転機は、義両親が相次いで亡くなり、ご自分の両親も施設に入られてからでしょう。
コロナ禍前から、世界を股にかけて、飛び回っていた元気なGさん。
その頃は、私は入院後の体調不良で、一時音信不通になっていました。
今は、国内を北海道から沖縄まで、1人旅を実行中。コロナもGさんには関係ないみたい。
今も旅行先のあちこちから、写真を送ってくれます。
飛べない私と正反対の、飛んでるGさんです👍😊
元気だったら、どこにでもいけるのですよ。お金もいりますが、どんな旅をするかによりますね。
お子さんたちも、多分もう心配ないくらい成長されていると思います。
まだ、お孫さんの話しは聞かないですが。
きっと娘さんも、幼稚園児だった息子さんも、社会人になられ、自由ができたのだと思います。
これまでのストレスフルな生活から逃げるように、旅を続けるGさんは、今が最高でしょう!
私はGさんが、自由を謳歌し、楽しい時間を送っていることを知っただけでも嬉しいのです。
そうじゃないと、帳尻が合わないでしょう!
アレルギーだけがある彼女は、それ以外はいたってお元気だからこそ行けるのです。
持つべきものは、健康とお金、そして、自由な時間。
色々な未亡人と私は知り合いになって、色々な生き方を学ばせていただいています。
私の感想は、「未亡人歴が長い女性は、至って元気」ということ。
女性は、そんなに弱くはないですよ。むしろ、逞しい!
どんな困難も糧にできる、逞しい女性たちと知り合えて、それは、悲しみの出会いでもあるけど、人生勉強しています。
これまでに知り合った未亡人で、再婚された方は1人も知りません。
自分だけで、何とかやっている方ばかりです。
掲示板に唯一、奥様を亡くして書き込みされていた男性だけは、風の便りで再婚されたと聞きました。
改めて、女性の気丈さ、逞しさを知らされる思いです。
死別は誰にでも起こりうること、他人事と受け止めないで、まさか!も想定内の人生にしていきましょう。
そして、死別しても、必ず乗り越えられます。
経験者をたくさん知っている私は、そうハッキリと言えます!!
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