たま~に韓ドラのことです。韓国嫌いな方はスキップしてください。
最近もまだ韓流ドラマにハマっています。食事中はいつもNetflixを見てしまいます。
いい作品が今また多いのです。日本のドラマをこの数年見ていません。
Netflixで見た日本の作品「初恋」と「舞子さんちのまかないさん」もいまひとつだったのです。。。
少し前「クイーンメイカー」に、中年女性の活躍の醍醐味を
イメージメイキングを学び、大企業の戦略企画室を牛耳った女性が、女性人権派弁護士をソウル市長にするため選挙戦に挑んでいく様子を描いた作品です。
まずこんな作品、日本では脚本を書く人がいないかもという中年女性の活躍を面白く描き、秀逸でした。
「夫婦の世界」のキム・ヒエさんが大企業のイメージメイキングの戦略家。
人権派弁護士役のオム・ジョンファさんは、戦略家によって市長候補へイメージを変えられて美しくなっていく姿が見もの。
途中は争い合いがありますが、最後はスカッとする終わり方で、中年女性の活躍の描き方が見事でした。
「医師、チャ・ジョンスク」を見ると、年齢は関係ないと思える
医大を卒業しながらも、20年間専業主婦として生きて来たチャ・ジョンスク。
肝臓移植の手術を受けたことがきっかけで、医師をやり直す決心をしレジデント練修生を始めてからの苦労とやりがいの話し。
夫の不倫あり、もう1人の婚外子ありで、ドロドロはありますが、ジョンスクの真面目な医療への取り組みが評価される。
再度肝臓移植を夫から受けるも、離婚してしまいます。お互いの道を歩むのです。
ここでやはり「いいなぁ」と思ったのは、資格や免許があるといくつになっても仕事ができるのは各国共通なんだと。
人生、いくつになっても健康と才能を持ち努力すれば、道は拓けるのだと応援してくれる作品です。
自分にも健康を保てる身体と何か才能があればなぁと思ってしまいました。
是非見ていただきたいです。日本のドラマもこういうものをお願いしたいです。
涙腺崩壊した「良くも、悪くも、だって母親」 境遇似てました
養豚場を経営する夫と結婚して子を授かるも、養豚場に反対する輩に火をつけられ、それを消火しに行った夫が亡くなってしまう。
父親がいないままの小さな村での出産。男の子、チェ・ガンホ。その日に、運命となる女の子も産まれていた。
母親になったヨンスンは、息子を法律関係に育てようと、厳しすぎる悪い母親になりきりガンホをソウル中央地検の検事にします。
子どもの頃から「お腹いっぱいになると眠くなるから、お腹いっぱい食べてはダメ」とかあり得ないほど厳しい。
検事になったガンホはずっと父親を火事で殺した輩を探り始め、犯人を突き止める。
そこから犯人の懐に入り込む危険を伴いながら、35年前の事件を暴こうとするが・・
交通事故に合わされて、覚醒したら知能が7歳、身体も動かずという身になってしまう。
そこからの母親の懸命なリハビリの手伝い、息子への償いが始まるのです。この辺りでもう涙、涙。
悪い母親で検事にしてしまった後悔から、良き母親になりできることはすべてやります。
そして少しづつ身体も戻り、7歳の知能から頭も記憶が少しづつ戻って行きます。
結果、息子は自分も養豚場の火事に巻き込まれた時に、記憶が完全に戻りまた検事の力を取り戻す。
父親を殺した犯人たちはガンホの命も狙いますが、そこは運命だったミジュとの出会いでクリア。
そして、法廷で犯人となっていた2人の大物を成敗します。35年前の復讐が終わったのです。
しかし、その前から母親のヨンスンは胃がんの末期宣告を受けていて、隠しています。
最後はそれもバレて、村の皆さんにヨンスンさんが挨拶をする言葉で、涙腺崩壊しました。
それを書いておきます。あまりにも感動したので、ネタバレご容赦ください🙇
「人生の始まりも唐突ですが、人生の終わりも唐突なんですね。皆さまは私を運のない女だと言うでしょう。親と夫に先立たれた上、息子の大けが、大病まで患い、こんなに幸薄い女は他にいません。でも、人生って不思議なもので、案外律儀なんです。何かを奪ったかと思うと、代わりのものをくれるんですよ。
親に先立たれたから夫の大切さを知りました。夫に先立たれて子の大切さを知りました。子が大けがをして、面倒をみる私自身の大切さを知りました。私が逝くことになり、助けてくださる皆さんがどんなに大切か知りました。
死ぬまでにこんなに大切なことに気づく人は何人いるでしょうか?こんなふうに生きられて、私は本当に幸せな人間だと思います」
ヨンスンさんを演じた女優さんも素敵でしたが、ガンホを演じたイ・ドヒョン君の7歳の演技と検事の演技の演技分けが上手で、ファンになりました。
夫に先立たれて、1人息子を何とか1人前に育てようと必死だった、自分も大病をしたところなど、共通点があり・・私は大泣きでした。
まだヨンスンさんよりは自分は恵まれていると誰もが思うことでしょう、ドラマではありますが。
もう、何も欲を出すことなく、今が十分幸せであることを認識させられたドラマでした。
私が幸が薄いことには変わりありません。
が、どんな人もいつかは死別しますし、皆死にます。
その時に「幸せだった」と思って死ねたら最高だなと思わせられた、泣けるドラマでした。
「愛の不時着」からここまできました。あれは1つのきっかけに過ぎなかったと感じています。
お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m
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