実父母は出身市のお寺の納骨堂に永眠しました。先月、母の初盆で父母のお墓参りは済ませました。
夫はマンションから歩いても行ける曹洞宗のお寺の納骨堂に22年以上前から眠っています。
今日は本来なら、お寺の住職の読経周りの最終日の来訪があるはずなんですが・・
お坊さんの来訪はお断りして、自分で般若心経を読み上げます
去年も書きましたが、もう10数年前にリンパ浮腫で左膝が曲がらず、正座もできなくなりました。
毎年この時期は暑さもピークで、私も体調がすぐれない時も増え、お坊さんも汗まみれで来訪されるし、読経も3分~5分(住職も暑いのでしょう)に1万円のお布施に疑問が生じてしまいました。
こんな暑い時期にわざわざ来ていただかなくても、夫はきっと帰ってきているし、私の般若心経でも十分じゃぁないかと。
今年はマンションのUさんに、Uさんが写経した「般若心経」の巻紙をいただいたので、それもお供えして、私はルビつきの「わたしの般若心経」を読んでいます。
今年も夫と一緒に飲んでいた「アサヒスーパードライ」の125ml缶もお供えしています。
母が亡くなり、実家もない 姉妹だけの家は将来「永代供養」?
子どもが姉妹だけだと、よほどの名家や代々の家名を残さないといけない家以外は「姓」もなくなります。
母の施設入所の際に、家土地も売り現金化しています。帰る家もなくなりました。
この前の初盆の時に電車の中から見える実家の跡は、駐車場になっていました。
あそこで育った幼い頃のことが蘇りました。駅近ではあるけど、まだ開発も進んでいない頃の風景。
このマンション以外、私の住める家は4年前からなかったのでした。
姉妹しかいない家は実家もなくなり、旧姓もなくなり、お墓は誰が守っていくんでしょうか。
妹か私が生きている間は、お墓参りができるのかもしれません。元気であればです。
うちにはすでに夫の仏壇がありますから、あえて妹も仏壇を買わなくて済むようにすべてをお寺でしたのでしょう。
ひとつの家に二つの仏壇はよくないとマンションの友から聞きました。
「永代供養」をするところが多いそうです。息子には実家のお守りまでは頼めません。
母の3回忌くらいを目処に「永代供養」の話しを妹にすることになりそうです。
妹から初めてのSMSメールが 母の遺産凍結の解除の件
旦那さんからしかSMSメールは来ないと思っていましたから、驚きました。
遺産の件に関しては、相続人は一応妹と私の2人ですから、旦那さんの連絡係は終わったのでしょう。
相続する権利があるのは、子だけですからね。妹と私の直接やり取りしか仕方がない訳です。
やっと銀行に母が亡くなったことを知らせて、口座が凍結されたのでしょう。
私は初盆の時に、「遺産に対して、権利はあるけど、もらう資格がない」とちゃんと言いました。
ですから、全ては妹のものになるのですが、相続人全員の書類がいるのです。
私の「印鑑証明書」が必要だとだけ、挨拶もない本当に事務的なメールがきました。
それから段階的に、数種類の書類がいるようです。
家土地の分もあるし、母の年金や父からの相続分、母の預金だってあるはずだから、かなり預金はあったはずです。
母は実質4年弱しか施設にいなかったのですから、そんなにお金がかかったわけではないのです。
お金には異常な執着のある妹ですから、私が一切父母のことに関与できなかったことを突いてくるはずで、要求しようものなら喧嘩になることはわかっています。
私は実際、遺産をもらう資格はないのです。不健康で何の力にもなれず、妹夫婦が全てをやりましたから。
ここはもうお金の多寡に関わらず、放棄したほうが後々を考えると賢明なんです。
遺産の額も教えてはくれません。銀行に聞くというすべも知りません。
元気な人にしかお金は残らないということでしょう。それがこの世の常識ですものね。
すでに母が認知症になり始めてから、母の口座からある程度のお金を下ろしているに違いありません。
私の想像ですが、相続税がかからない金額くらいまで?!そのくらいはやってのける妹です。お金大好き。
お金が嫌いな人はいませんが、その中でも特に抜きんでた「お金好き」でもあります、小さい頃から。
そして、実際に妹夫婦は晩年の父母のお世話をよくやってくれたという感謝の気持ちも大いにあります。
深くは考えずに妹とのやり取りが終わるまで、どうなるのかを見守っていきたいです。
因みに、「印鑑証明書」はマイナンバーカードがあれば、コンビニでも取れました。たったの10円です~。
近いけど、妹が住所まで記載してきたので郵送します。
暑い夏が終わる頃には母の遺産のことも終わっているでしょう。平穏を望むのみです。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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