この暑さがいつまで続くのか恐ろしくてたまりません。
70歳の東京の未亡人友も、「この暑さはやりきれない。来年はもっと暑くなると思う」と電話で言ってました。
今年が異常なだけではなく、今後もずっとこんな暑さが続くのだろうと考えないわけにはいかないです。
東京の未亡人友も暑さに仕事を辞めると電話を
20年前の掲示板の未亡人友のKmさんから電話があり、週に3日行っていた仕事を今年度で辞めるという。
原因の1つは「この夏の長さと異常な暑さ」。みんなが感じている異常気象、どうかなってる。
そこに、コロナは周期的に流行るみたいだし、人間自身が快適に住む環境を壊しちゃったのでしょう。
Kmさんは70歳だから、もう辞めてもいい年齢だけど、病気もないのに1日家にいたら退屈しそうと頑張っていました。
私は経済的には恵まれたほうの(健康面では恵まれない)未亡人ですが、夫の労災年金がなかったら仕事をせざるを得ない年金額なんです。
未亡人には、伴侶との永遠の別れの悲しみと経済的な不安がずっとつきまといます。どん底を味わいます。
Kmさんのお子さんたちは3人、男子2人は結婚してるけど、真ん中の女子がまだみたいです。
一番下の男子(うちの息子と同じ歳)に初孫さんが今年2月に生まれて、それは嬉しそうでした。
彼女も言うように、「暑さに身体がついていかない」「今後もっと暑くなると思うと今年度までと決心がついた」というのも当然と思える。
「よく頑張りましたよ。これからはお孫さんの送り迎えとか、食事作りとかを手伝ったら?」と私。
「うん、私には何の財産もないけど、子どもたちが私を見捨てないということがなんとなくわかったの」とKmさん。
「そうよ、3人を立派に育ててきたじゃない、未亡人になりたての頃はフルタイムの仕事もして、よくやってきましたよ、お子さんたちが見捨てるわけはないよ」
「側弯症の手術もして要支援1だけど、今まで頑張ってきたのは職場の嫌な人への意地もあったのよ」
そう、彼女はもう10数年、その職場で嫌な年上の女性に嫌がらせを受け続けてきたのです。
その女性が先に辞めたら、自分も辞めるつもりだったけど、相手が辞めそうになくお元気らしい。
「もう、そんなのもいいんだ。今後は孫のお世話でもするわ」とKmさん。
「そのほうが精神的にも、実利的にもいいと思いますよ」と私。
忙しい東京のパワーカップル、お嫁さんもすでに財務省のキャリアとして仕事に復帰しているらしい。
息子さんも商社で忙しく、海外出張も当たり前の仕事。お孫さんはすでに保育園に預けているということ。
お孫さんのお世話をしてあげたほうが、どれだけ息子さん夫婦が助かるかしれない。
彼女は側弯症で背骨の手術を受けてはいるけど、他はコレステロールの薬だけで異常なし。
暑さも理由の一つだったことに、さすがにお元気な人もこの暑さには参るんだと少し安心しました。
この夏は忘れられない夏 暑さとモンスターと
一方、私はと言えば、軽い熱中症に数回なったり、膀胱炎になったり、虚弱さが全面に出ていて情けない。
そこへ、母の遺産のことで妹から速達で書類が届いたりと、不愉快極まりない夏でした。
何もできなかったとしても、遺産をもらう権利はあるのだから「もっと主張してもよかった」ともKmさんは言ったけど、あのモンスターと闘いたくはないのです。
自分たちが全ての面倒をみたのだから、その見返りとしてもらう権利は十分にあるとしか思っていない人を説得するのも嫌なのです。
この暑さも私を萎えさせるのには十分でした。妹は超元気、親からもらった遺伝子がかなり違う。
ここまで暑くはなかったら、調べたいことも調べられたかもしれないのだけど、この夏の異常な暑さとモンスターの異常性を知っているだけに、保身に努めました。
今年は色んなことに変化があって、それに気持ちがついていくだけでも私には難儀なところに、春のいい季節に酷い「蜂窩織炎」になったことも辛さが増しました。
今後はもっと暑くなる、そして長くなる夏は、まさに30年前のアメリカ、ダラスの暑さを思い起こさせます。
日本と違うのは、あちらは40℃近い暑さの中、人は道を歩かない。すべて車でした。
その代わり、道が広くて車は運転しやすかったのでした。あの環境なら、暑くてもなんとかなるかもしれない。
が、日本は道に出れば、車あり、自転車あり、歩く人あり。もう歩けなくなる夏も近いかもしれません。
こんな夏はウンザリですが、この暑さをもたらしたのも「便利さの追求・利潤の追求」の資本主義のせいですから、仕方ないのでしょうね。
人間は自分の首を自分で絞めていることに気づいてはいるのだけど、もう後戻りできないことも分かっています。
どんな世界になるんだろう?生きていけるんだろうか、この暑さを日本の生活様式で。
いっそシンガポールのように、常夏になってしまったらもう常時エアコンの中で関係ないのかもしれません。その代わり車での移動になりますね。
シンガポールは赤道直下で、小さいからなんとか国として成り立って成功しているように思える。
日本も人口減で小さくなり、もっと固まって水害のない所に住むようにならないと生き残りは無理ではないかとオバチャンは思うのですが。←ずっと先のこと
若い人たちは、この暑さがデフォルトになるから、それに適した人間に育ちあがるのかしら?
5年後、どうなっているか見てみたいものではあります。元気だったらね。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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