未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

太田双美子さんと電話でおしゃべり、3時間!!

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電話はもうこのイメージ

昨日は本も出版された「太田双美子さん」と電話で3時間もおしゃべりした!

以前太田さんから「お問い合わせ」にメールがあり、

私のブログを見つけてもらったことに驚いた。

リムズ徳島クリニックに入院中に、お友達が私がクラウドファンディングを

応援する記事を見つけられたのだそう。

私の入院前にメール交換して、「術後落ち着いたら電話で話しましょう」

と書いてくださっていた。

それで、この溶けるような暑さの昼間の時間帯を利用して、

電話をすることにした。

太田さんの声の第一印象は、明るく朗らか、力強いものだった。

色々と話すこと、気がついたら3時間も経っていて、自分でもビックリ。

初おしゃべりとは思えないくらい、リンパ浮腫仲間は話しが弾んだ。

あの辛く長いトンネルを抜けて、「今」がある太田さんはとても元気な声。

近くで話しているかのように、同じ浮腫仲間は話せるのだよね。

引きこもりの6年の記憶はあまりないそうだ。

でも、よく市販の解熱剤だけで生き延びてこられたと常人ではない

何か強さを持った方。

ものすごい「強運」の持ち主。

まず、横浜市立大の当時前川教授との出会いが大きかった。

本の出版にあたっては、佐藤佳代子先生の後押しがあったらしい。

また、前川教授から徳島のリムズクリニックへの繋がりも

太田さんを回復に導く「強運」に繋がった。

「あの6年間は、この出会いのためにあったようなもの」と太田さん。

今は年に2回ほどリムズクリニックに入院しているそう。

そこで仲間ができて、今は数人で旅行までできるようになったという。

なんという人生の激変!

これはひとえに太田さんの元からの大らかな性格、朗らかさが大きいと思う。

旅行に行ける身体、また同じリンパ浮腫仲間ができたことは

何ものにも代えがたい宝を手に入れた感じだろう。

そして、もう後ろを振り返らない、常に「今」と「これから」

に焦点をあてた考え方になっておられた。

そうだろう、水分が抜けて垂れ下がった皮膚を切除する手術後の

抜糸の痛みが半端ないことも、実際聞いて理解できたつもり。

そんな経験をしたら、もう前向きに生かされている今を生きる

しかないことを痛感するだろう。

また近いうちにLVAも受けたいとの希望だった。

そうだ、できることをできるうちにやっておく、前向きだ!

私も受けたLVAの傷の痛みなんか、痛みではない。

あれは、本当に執刀医の技量と、リンパ管をみつけられるか

にかかっていると思う。

太田さんは、九州の大分の田舎の病院に移られた浜田医師が

今は全国からLVAを受ける患者さんがひっきりなしだと言った。

そして、その先生はコロナ禍の頃は福岡の病院にお勤めだった。

癖のある先生らしいが、「腕」は一流で北海道からも患者さんが。

リンパ浮腫患者は全国におよそ10万人らしいけど、

LVAを必要とする患者はそこまで多くはないのかもしれない。

が、NHKに出られた「山本 匠」医師と双璧を成すくらいの先生

がいれば、移動できれば3カ月に1回受ける患者さんもいるらしい。

同じ九州にいながら、そこまでの先生とは知らなかった。

リンパ浮腫患者は藁にもすがる気持ちでネット検索する昨今。

名前は知っていたが、そこまでの先生だったら受ける価値は

あったかもしれないと考えた。私は近いほうだよね、九州だから。

そんなことから、やはり弾性包帯、ストッキング、エアボウェーブ

などの療養装具の高さをお互いに嘆いた。

ドレナージ施術も自費だから高い。関東はもっと高いそうだ。

そして、太田さんもやはりネットスーパーを利用しているそうだ。

私も生協が使えない時は、ネットスーパーにしようと思っている。

軽いものは買い物に行けるが、重いもの、嵩張るものは買いに行けないのだ。

そこはリンパ浮腫ならではの共通の悩みだけど、宅配利用があるのだ。

それから、太田さんのことがある新聞に記事が出て、北関東の高齢女性が

徳島リムズクリニックにたどり着かれ、秋ころには入院されるそうだ。

太田さんのメディアへの思い切った出演は、1人でも多くの

リンパ浮腫患者に届けばいいとの思いだったそうだ。

「がんは治ったのだから、それくらい何てことない」と仰る

先生も多い。誰もが諦める、認知度の低い病気だからね。

そんな中、今「リンパ浮腫」に向き合ってくださっている方々には

本当に頭が下がる。

こんな治らない病気には、なかなか後進が育たないらしい。

儲からない分野なので、やってくださる医師がいないのだ。

残念でならない。

婦人科系がん、乳がん患者がいなくならない限りは

リンパ浮腫を発症してしまう患者も必ずいるのに・・

そんなこんな、とにかく色々とお話しができて、とても楽しく

リンパ浮腫患者ならではの話しができて本当に良かった。

太田さんの生き方、言葉に、ヘタレで虚弱の私は元気をいただいた。

私は関東まで出かけられる体力を取り戻したい、そして行きたい。

太田さんは九州にもお友達がおられるようで、

福岡にも来られたことがあるらしい。

お互いに、「是非会いたい」ということが希望になった。

また、いつでもメールも電話もできるようになり嬉しいことこの上ない。

太田さん、元気と前向きな気持ちを有り難うございました!

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m

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