未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

ホームヘルパー歴21年のベテランさん

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先週は台風の影響で危険ということでヘルパーさんもお休みだった。

以前のように1人で生協の約1週間分の商品の仕分けをした。

3月から来ていただくことに慣れたため、1人では時間もかかった。

2人でやると思った以上に早く片付く。鼠径部の負担がない。

その後には、お風呂の排水口とトイレの床掃除をやってもらう。

ピカピカの排水口

私はその間に、冷凍品を片付け、「温泉卵」を作っている。

今日は濡れたフローリングワイパーで床掃除もしてくださった。

その忙しい1時間の間に、少し話しもする。

私より10歳年上のヘルパーEさんは、なんとホームヘルパー歴21年!!

驚いた。50代半ばから始めておられたことになる。

私は年季の入った未亡人だが、Eさんは年季の入ったヘルパーさん。

21年前の私は45歳、息子は高校1年になったばかりの頃だった。

リンパ浮腫も発症前でただがむしゃらに生きていた時期。

うつから立ち直り、息子のお弁当作りと夕食作りが日課の日々の頃。

そんなに前から今日までずっとホームヘルパーの仕事をやっているEさん。

背は高くないが、リンパ浮腫友Mさんに似て「丸コロ体型」。

女性としては、丈夫な健康的な体型なのだ。

ホームヘルパーをするには資格がいるそうだ。

ホームヘルパー1級をとれば、ほぼどこでも仕事はできるらしい。

Eさんは、自分の両親の介護が全く必要がなかったために、

「介護が必要な誰かの役に立てばと思った」と仰った。

ホームヘルパーの資格をとってからずっと21年も続けてある。

ピカピカの床

人のお世話が好き、明るい、とにかく「いい人」なのだ!

私が「助かります」と言うと、「その言葉に弱いのよ~」と。

「助かります、ありがとうございます」が励みだそうだ。

私だって元気な身体があったら人の役に立つ仕事がしたい。

このブログも最初は、「死別」「病気」の方向けに始めた。

自分の経験を綴ることで、遠くの誰かの役に立てばとの思いだった。

が、丸2年も経たないうちに立て続けに起こす蜂窩織炎に去年は散々。

もう、ブログもただのシニア日記、病気日記になり果てた。

年初はもう止めたほうがいいかなとも思ったが、身体が元気に

動かないのに、頭まで動かさなくなったらダメだと思った。

だから、今も自分の入院・手術の記録も書きながら続けている。

私には継続力が欠けているのだ、決定的に。

その点、ヘルパーEさんの継続力には参った。

介護保険制度が開始されたのが2000年だから、開始の初めくらい

から関わってこられたのだ。

今もお元気で楽しく仕事をしておられる。

50代の若い頃は、入浴介護などの体力を要する仕事が多かったそう。

段々年齢を重ねるごとに、仕事の内容は移っていき、今は軽めに。

そりゃそうだ、70代半ばはもう健康でも年金で暮らせれば、

仕事をしない人も多いのではないか。

70代半ばを超えても、元気だったら

人を支えて、自分も楽しみ、収入も得られるって凄くないですか?!!

サービスを受ける側になってみて、初めて知った介護の世界。

助けてもらう側は本当に頭が下がる。

最近は入院から手術と、助けていただくことばかりで、

頭が上げられない自分に情けなくなるが・・

何か恩返しができることは?とただ生きている身で思うのみの現状。

そのEさんが言った。

「もし、自分が介護を受ける時に外国人ヘルパーさんだったら

嫌だなぁ、やっぱり日本人がいいよね」

そうだよね、だけど、実際には若い労働力の減少で財政も人手も

大きく足りない時は必ず来るのだろう。

和田秀樹氏の本「どうせ死ぬんだから」ではないが、

どうせ死ぬんだから、元気で長生きできれば最高だけどね。

皆が思っていて、皆がそうはいかない事実でもあるよね。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m

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