妹の旦那さんから息子にメールがあり、施設の実母がコロナに罹っていたことを知りました。
施設で今流行っているのですね。もう誰もがかかりうる感染症…
妹夫婦とは疎遠なので、心配になり、直接施設に電話を入れました。
自分勝手な母 妹夫婦に任せている私は、親不孝者です…
知ったのは息子に電話した時、そして、短い帰省の息子が妹の旦那さんからのメールを見せてくれてからでした。
母は一昨年には軽い「心不全」を起こしたこと、昨年末にコロナに罹ったことが書いてありました。
そして、「要支援2」だった母は一気に「訪問看護」「訪問診療」になってしまったようです。
それで、保証人になっている妹の旦那さんとうちの息子に、事務上の手続きの変更のために、署名・捺印が必要になったからでした。
多分、介護にかかる費用が上がるということだと思いますが、詳しくは息子からも聞いていません。
コロナ禍になる前年の夏に入所した母に、2度会いに行こうとしてパニック障害を起こしてダメだった私。
相当実母との確執は私の心に残り続け、心身が母と距離を保ちたいと言っていました。
2013年、息子が国試浪人している時に、酷い蜂窩織炎を起こし、母に息子のご飯を作りに来てもらってからの「母の強い言葉」。
そして、父が翌年亡くなり、「うちの近くに引っ越して来たい」と言ったのを断ってからが溝はより深くなりました。
詳しく書いていると数ページになりそうなので割愛しますが、どうにも母を受け入れる「寛容さ」は私にはありませんでした。
それ以前から、私は自分の病気で迷惑ばかりかけて、でも、その母に強い言葉や態度でいじめられ、妹夫婦には私の苦悩は理解してもらえていません。
母は、妹には旦那さんがいるので、絶対強い言葉や態度はとらないのです。
私は夫という盾もないし、ましてや病弱、息子も抱えている、そこに母からつけこまれているとしか私にはいいようがなかったのです。
2015年夏には入院し、2016年に計画していた足のLVA手術も体調を崩して受けられないまま、今に至ります。
今は、3年近く続けた宅配お弁当の夕食も辞められて、自分で自分のことがやれているので、すごい回復、ささやかに幸せなんです。
やっぱり心配で、母の施設に直接電話を入れる 2人の母がいる!
妹は私の電話を取ってくれないのはわかっているし、旦那さんに聞くのもはばかられ、今朝は思い切って母の施設に電話をしました。
そうしたら、訪問看護になったせいか、担当の看護師さんが詳しく説明してくださいました。
昨年12月下旬に母は37.8℃の発熱、そこで、コロナ陽性が発覚。
翌日からぐったりして食事もあまり入らなくなり、点滴開始になったそう。
そして、ぐったりがひどくなり、食事も食べなくなったので救急搬送で入院へ。
12月24日から今月の18日まで約1か月弱、入院していたそうです。
途中肺炎にもなり、抗生物質などで全力の治療をしていただいたそうです。
母の回復力と、医療スタッフのご尽力に感謝です。
18日に退院してからが、「訪問看護」「訪問診療」になったのでしょう。
それから今日24日で約1週間、私が電話したことは母には伝えなくていいですと言いました。
退院してからは、点滴とミキサーでの流動食だったそうですが、昨日の夕食から少し固形のものが食べられると医師に言われたそうです。
今日は、会話も増えて段々元気になって来つつある状態のようで、ひとまず私はホッとしました。
「認知症の症状はありますか?」と聞きました。
看護師さんは、「年齢相応の状態です」と仰ってくれて、こちらも少し安心しました。
あれだけ嫌いな母親でも、やはり肉親、私の身体の半分は母のDNA。3月には90歳の誕生日も。
この厳しいヤマを超える力があるのだから、90歳を迎えて、私が面会に行ける日まで頑張ってほしい!
会っても、「あんた、誰?」といわれるのがオチかもしれませんが、やはり今年は会いに行くべきなんだとふと先日も書いた予感が当たりました。
K子叔母にも昨日連絡したら、電話をもらって長電話。「大変やったんやねぇ」と。
産みの母は回復してほしいし、私には「母親と思ってもらっていい」と言ってくれるK子叔母がいます。
なんでも相談できるのは、話しも相性も合うK子叔母。うそが全くないんです。人間的に尊敬できるのです。
人間って、血縁が深いほどいいものでもなくて、遠くても、あるいは他人でも相性ってあるんだなとつくづく思います。
でも、今日はひとまず、実母が回復基調にあること、私もそれを願っていることを書いておこうと思いました。
お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m
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