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病院巡り 耳鼻科の巻

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1か月以上前に鼻水が出始め、風邪をひいたと思った。

鼻水に少し血も混じる。左だけ。

それがなかなか治らない。クシャミ、鼻詰まりの症状も出て来た。

1人鍋用の白ネギを切った時はアレルギーでクシャミ、鼻水が止まらなかった。

(私は硫化アリルに過敏に反応するアレルギーになりました)

そして、この3週間ほど、左の鼻の横辺りを触ると、僅かな痛みがある。

頭も重いし、何をするのも億劫になる倦怠感。

鼻なのか、歯なのかわからないが、ググるとどうも副鼻腔炎のようだ。

このポンコツな身体は、どこもかしこも支障が出ている。

今度は耳鼻科か・・トホホ

もう少し様子を見ることもできるが、動けるうちに一度診てもらおうと街中のクリニックに行った。

夫の同級生だった耳鼻科医師がクリニック開業されていて、評判がいい。

ご夫婦で耳鼻科医だから、私は奥さんの女医先生に診てもらった。

クリニックはとても混んでいた。

老若男女、花粉症の時期だからか、とてもとても多かった。

その割には流れ作業みたいに、バッサバッサと患者さんをさばいておられた。

割に早く呼ばれた。

問診票と家から書いてきた蜂窩織炎後の症状であることも告げた。

鼻を広げて、奥を診られる。

それから顔のレントゲン2枚。

やはり左の副鼻腔に白い影があり、先生の見立てでは軽症だった。

本来なら抗生物質で早く治すところが、漢方薬を2週間出していただいた。

ついでに、耳の奥が痒いことを告げると、耳の奥を見る器械で耳の中のドアップが。

先生が「鼓膜は綺麗だけど、耳の穴をいじり過ぎです。せっかく脂が出ているところをガリガリしているでしょう」と言われた。

「はい、痒いので、カラカラの耳垢を耳かきでしっかり取っています」

「それがよくないんです。そのままで、外耳に出て来る分を濡れたガーゼで拭き取るだけ」と先生。

なるほど、そうなんだ。知らなかった! 子どもの頃から、耳垢は耳かきで掃除するものだと。

それは、外耳だけでよかったんだ。65歳にして初めて知ることも多い。

最後にあの「ネブライザー」を2分間して終了。

鼻詰まりは一瞬よくなっただけ。

会計まで、その後も患者さんはどんどん押し寄せる。

椅子に座れないで、外の廊下まで患者さんがいっぱいだった。

同じビルの中の薬局で、薬をもらって帰路についた。

デパートもある博多では都会だから、ついでにデパ地下で食品をという元気がなかった。

以前は友人とよくランチをしたり、デパートをウィンドウショッピングしたものだった。

本当に歳をとったと感じる、そして、コロナ禍もあった。

この1年が特に老化が加速したんだ。

帰宅しても、たった3300歩しか歩いていないのに、足が重い。

漢方薬が効いて、鼻詰まり、副鼻腔の炎症がとれたらいいな。

この疲労感をなんとかしたいのが今のただ唯一の願望。

ジタバタしてるなと自分でも思うこの頃。

熱がでないだけでも、私には嬉しいことなのだった。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m

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