1人暮らしになって2022年3月になると丸8年、4月からは9年目になる。
ほとんど淋しくはなく、1人の自由を楽しめている。元々若い頃から1人で過ごす時間も好きだった。
single againになってから困ることは、蜂窩織炎になって寝込み、ちょっとそこまでの外出すらできなくなる時かな。
熱があって、弾性ストッキングが履けないので、ごみ捨てにも行けなくなる。
平日はマンションの管理人さんや、日曜日はマンション内のお友達に頼むことになる。
引き受けてくださって有り難いことこの上ない。
食糧は、普段からの土日の作り置きや缶詰、レトルト食品などでなんとか凌げる。
それ以外は、むしろ1人でのスローなマイペースな暮らしが心地いいし、好きだ。
普通より早い経年劣化の身体で、お元気な方々と一緒に活動することのほうが無理だし、迷惑もかけたくない。
行動時間帯も普通の方とは違うので、ランチをご一緒にとなると、朝食抜きで行くしかない。もう無理はできないし、しないことに決めた。
1人で過ごすこと、行動することに何の淋しさもない。むしろ時折、1人の自由は贅沢にすら思える。
けっして強がりではないと思う。
1人でも今はまだ息子との繋がりはあるし、マンション内にも少ないがお友達もいる。
以前のHPで知り合った方たちとLINEやメールのやり取りもある。リンパ浮腫の友人もいる。
電話で話す関西の叔母さんや、関東の旧友の存在もある。だから、全くの1人ではないと感じられるからだろう。
そういう繋がりが全くなくなったら、やはり1人は淋しいと思い始めるのかもしれない。
私は普通より早く夫を亡くしたけど、還暦も過ぎてくるとちらほらと未亡人になられたという話も聞こえてくるようになった。
結婚していれば、どちらかが先に亡くなることは確率50%。奥様を亡くされたご主人もいらっしゃるはずだ。
ただ、男性は再婚される可能性が甚だ大きい。
よって遺されておひとりさまになるのはやはり女性が多いのだろう。寿命も女性が長い。
リンパ浮腫の年上の友人2人は、結婚しないで定年まで勤め上げた、生涯独身のおひとりさま。逞しい!!
リンパ浮腫になっても、私のように酷くないから、1人暮らしをかなり楽しんでいらっしゃる。
結局、誰もが遅かれ早かれ「おひとりさま」、1人暮らしになるご時世なのだ。
1人が淋しい、なんて言ってられない時代。とはいえ、中には淋しがり屋さんも知っている。
1人で外食ができないとか、夫がいなくなったら子どもと住む、といった「1人暮らしはできない」タイプもいらっしゃる。
そういう方は、ちゃんとそういう形式がとれる人間関係作りをされているのだろう。人それぞれでいい。
私は20代から1人が好きだった。1人で外食していても全く人の目なんか気にならない。
1人で買い物に行くのが好き。1人で本を読むのが好き。ただ、旅行だけは、方向音痴なので怖いからか、1人旅は一度だけ。
それも2012年人生多分最後だった国内旅行。名古屋と京都まで、友人に会いに行った。
子どもが生まれる前は「自由と静けさがなくなる」と思い、産後3年間くらいの願いは「ホテルのシングルの部屋で何時間も好きなだけ寝ていたい」というワガママな人間なのだ。
老後1人になることは、織り込み済みだったのかもしれない。
言い訳がましいが、子どもに愛情がなかったのではない、今思うと産後うつだった。
子どもは、自分の命以上に大事なものができて、むしろ責任感から戸惑うくらい心配だった。愛するがゆえだったと断言できる。
最後、話変わって、平日も全く料理をしないわけではない。気が向いたら、簡単な煮物、茹で物くらいはする。
土日はやや手の込んだ、タンパク質と野菜などの栄養価を考えた、私にしては力の入った料理をするという違い。
今日は博多のおいしい菜と油揚げの煮浸しと、小豆カボチャの塩煮を作った。
小豆カボチャはマクロビ食にもよく出てくる。が、私はマクロビオティック実践者ではない。
クレアチニン値が高かった時に見た本に、腎臓には小豆がいいと知ってからよく作る。
私の料理は料理とは呼べないしろもの。写真を出すもの恥ずかしいが、出してしまった笑
こんなふうに、1人暮らしならではの、凝らない、気張らない自分のための料理ができるのだ。
1人暮らしになっても、皆さま~、落ち込むことなかれ!一緒にマイペースで楽しく生きましょうよ!!
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