今日は端午の節句ではありますが
思い起こされるのは、息子が産まれた33年前の翌年、初節句の前には、義母から官舎には大きすぎる鯉のぼりが届きました。
普通は妻の親から、初節句のお祝いの品は届けるのが習わしのようですが、うちは違いました。
小学校入学時のランドセルも義母が贈ってくださいました。
「ドラえもん」の大きなぬいぐるみも贈ってくださったのは義母でした。
義母は男の子3人と女の子1人を育て、途中から未亡人という、人生の辛酸をなめた経験の持ち主。
自分ができることをしてやりたい、という気持ちが大きい方でした。
口数は少ないけど、仰った言葉には重みがある、そういう人でした。
2001年に夫が逝った後、残念ながら、闘病2年後の2008年に義母も82歳で帰らぬ人に。
我が息子(孫)のことを一生懸命気にかけてくれた存在でした。感謝でした。
それで、兜はないままだったので、マンションに引っ越してから、小さな床の間用に小さな兜を息子用に買いました。それが冒頭のの写真です。
今年3月に3回目のワクチン接種に行った帰りに、街中の田中貴金属店のショーウインドゥにあったのが上の写真の兜。
こんなのは、お仏壇のおりんと同じで、お金を「金」に代えたい方が買われるのでしょうか?
ただのお客さん引きのためかしら? 小さな兜が430,000円でした。
こんなものを買ってあげられたらと思ってしまうほど、素敵でした。
そもそも、息子は30歳も過ぎて、親になってもいい年齢なので、関係なくなりましたが笑笑
息子は今日も仕事のようです。
昨日は芍薬園に 圧倒される美しさ
いつもより、おひとりさまを満喫し、どこへも遠出もせず、自由に過ごしました。
昨日は散歩にまた足を伸ばして、芍薬園に行ってみました。
途中、商店街を通ったのですが、お花屋さん以外はシャッターが閉まってました。
もちろん、人通りも少なく、皆さん、久々の遠出を楽しんでいらっしゃるのかしら?
九州にも、「ららぽーと」が開園したようで、お子さん連れはそちらにかも。
「キッザニア」など、九州には初なのです。今、お子さんが小さいご家族にはいいなぁ。
ところで、私は淡々と1人で「芍薬園」に向かいました。
自分の足で歩けて、こうやって散歩ができることが有り難く、感謝なのです。
足に不具合のない方は、考えたこともない方も多いのではと思います。
若い頃は、私も考えたこともありませんでした。
でも、自分の足でどこまでも歩ける、走れる方は恵まれた方々なんです!
人間、身体が、どこがどう不具合があっても、困りますよね。
治るものならいいのですけど、不具合と共存しながらは、忍耐力いりますね。
人は、自分が経験しないとわからないものでしょうね。
想像力を働かせるのにも、限界がありますからね。
片道だけで、いつもの1日分の3500歩を歩いて、園まで着きました。やや暑い~。
ちゃんと、生協で買った紅茶のペットボトルは持参です。
もう、赤や、ピンクや白い芍薬が咲いてました!!
閉園30分前に着いたので、写真も撮りながら、急ぎ足で回りました。
家にも芍薬のつぼみを買ったし、今年の5月は芍薬で始まり~!
牡丹はすっかり終わっていました。ツツジも終わり。
まだまだ、こんなに芍薬が~。目の保養をしてくださいませ 😛
こんなに多くの群生した芍薬は、長くこの地にいて、初めて見ました。
時期と自分の時間が合わないと、なかなか見られないお花ですから。
途中、暑くなり、ストッキングの足の汗を気にしながら、木陰のベンチで紅茶を。
最後にもう1枚。華やかで、凛とした咲きっぷり、麗しい花です。
芍薬園を後にして、菖蒲園にも向かってみましたが、まだ時期尚早でした。
帰り道は、下りなので楽です。途中ベンチに座りながら、ここまで来れた幸せを感じました。
途中の雑草?「シロツメクサ」にも出会い、こういう逞しい雑草にも心惹かれます。
健気なんですよね。膝が曲がらないので、4つ葉のクローバー探しはできなくなりました。
最後はシロツメクサになりましたが、私は存分に「芍薬」を満喫できました。
「芍薬」を少しは楽しんでいただけましたか? そうだと嬉しいです。
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