未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

安倍元首相の訃報に接して

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雲上人だけど、悲運の死に落涙

あんな最期って、あるでしょうか! 背後からの近接、銃撃。

日本の首相を務め上げられ、国を思う気持ちは、ある程度の数の人々には伝わっていた方でした。

国の指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患いながら、治療しながら、在任期間最長。

応援演説にも暑い中、あんなスーツを着込んで、どんなに暑かったでしょうか。

もう、蘇生できないほどの、致命傷だったことがわかりました。

一瞬の出来事でも、どんなにか痛かったことでしょう。政治家は命がけなんですね。

享年67歳、市井の人は勤めも終えて、年金生活に入り、仕事も辞めている方が大半です。

奈良医科大の先生方も、夫人が到着されるまで、なんとか必死の治療をなさったようですね。

そして、夫人が到着されて間もなく、死亡の宣告だったことがわかりました。

夫人とも仲がいいご夫婦で、特にお母さまの洋子さんの言葉が印象に残っています。

「夫(安倍晋太郎氏)にはなかった運を、息子には与えてください」と祈っておられたとか。涙です。

普段は地上波は見ないのですが、見たい番組があったため、地上波に合わせると・・

あの画面が。繰り返し見てしまったのが、自分をも苦しめました。

ヘリコプターで帰還なさった岸田総理にも、疲労の汗と顔色がうかがえました。

SPをはじめ、その場に居合わせた関係者の方々のお疲れも相当だったと想像します。

その日も昨日も、涙があふれてしまいました。

実はHSP? いや、そうではない、未亡人にはあること

夫を亡くして以来、冷たいのではないかと自分でも思えるほど、第三者の死には鈍感になってたはず。

だけど、このところ、韓流ドラマを見てもフラッシュバックが起こり、涙の洪水。

そして、庶民とは一線を画したようなお方の非業の死に涙が止まらない。

一体私はHSP(Highly Sensitive Person)なのか? と自分を疑いました。

そして、夜に未亡人仲間で韓流ドラマでもメールしあっているKtさんにメールしてしまってました。

ショックを隠せない自分のこと、韓流ドラマの進捗具合と一緒に。

今朝、Ktさんからメールの返事をいただいて、「夫人の気持ちが手に取るように分かり自分の時の記憶と重なって少し胸が苦しくなりました。私は主人の最期を看取れませんでしたが…間に合われて良かった。」と。 

彼女は関西でも奈良に近いところにお住まい。すぐ横のショッピングセンターは月に何回も行く馴染みのある場所だったそう。

Ktさんは、見慣れた風景が何度もニュース映像で流れるのが不思議だったとも。

また、「朝まで元気だった人が夜には亡くなっている。そういう事がどこの誰にも起こりうる事だということを改めて感じました。日々の生活を大事にしないといけないですね。」とも、ありました。

私も夫が脳死で集中治療室にいる8日目に、主治医から「1回休まれるためにも、帰宅されたら」との提案で、帰宅。

助からない場合のため、葬儀社を決めてメモをして、息子と、母と私3人、それぞれにシャワーを浴びました。

しかし、その日午後には、夫の容態が急変の連絡があり、急いで戻りました。

結果、夫の臨終には間に合わなかったけど、それまで懸命の蘇生をしていただいたようです。

私の到着を待っていただいて、死亡時刻となりました。

病院も、そういう配慮はしてくださるのですね。

夫の最期に間に合わなかったのは、本当はKtさんと私も同じなんですが。

胸が苦しくなったのは、私だけじゃなかったと少し今日は安堵しています。

今日は、くしくも参議院の選挙の日。陽が落ちて、気温が少し下がってから、フクロウは行ってきます。

藤野智哉君のツイートに今日も癒されました

故安倍元首相のご家族、関係者にとっては、これからが、また辛い日々が待っています。

それを、なんとか乗り越えていただきたい。そうなさるだろうと心より応援するものです。

今朝は、フォローしている藤野智哉@精神科医のツイートにも癒されました。

そう、自分は自分。自分を大事にしないと。他の誰も大事にはできません。

藤野君のツイート

「不謹慎という声もあるかもしれませんが、あなたはあなたのいつも通りの日常を送ってください。 自分に起きていること、他人に起きていることをきちんと区別し距離を取ることが、身を守るためには重要です。 人の辛い出来事まで自分のことのように共感し背負い込むには、世の中辛いことが多過ぎます。」

「不安で落ち着かない時でも安心できる安全地帯を決めておこう。 そこにいる自分をイメージしてゆっくり呼吸するだけで安心できて、誰も入ってこれないあなたの不可侵ゾーン リビング、車、実在しない場所、どこでも良いからイメージを作って、しんどくなったら現実から少し離れて没入し休む癖を。」

未亡人歴21年でも、こうです。今回は自分でもビックリしました。

でも、明日からは、通常運転できるように、自分を律したいと思います。

安倍元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌

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