昨日は夕方、近所だけ散歩、お買い物に出ました。(N・バーグマンさんの花は見に行けず・・)
土曜日の夕方、今日がお休みなので商店街も仕舞い支度でした。
シャッターが閉まっているところは減ったけど、夕方とあって人もまばら。
蒸し暑さでヘロヘロになりながら、残っている品を見ながらテクテク。
「毎日を一生懸命生きてます」とは練り物屋さんの奥さんの言葉
練り物屋さんに寄って、おでんのネタでも仕入れようかと思いながら、奥さんが「これがいい」というものを買いました。
「今日は妙に蒸し暑かったですね」と私。
「そう、なんか蒸し暑くて、変なお天気でしたねぇ」と奥さん。そして、「もうね、日々一生懸命に生きてますよ」と。
「ああ、私もそうは見えないかもしれませんが同じですよ」と言うと、
「そうですか、まだお若いから(笑)そんなことないでしょう。私なんか寄りかかりながら精一杯生きてます」と仰った。
きっと練り物屋さんは、朝から奥ですり身から成形して揚げるという工程をなさっているのだろうから大変なのだと思いました。
私より10歳ほど年上とお見受けしたけど、お元気そうだったけど満身創痍なのかもしれない。
お客には辛そうなところは見せられないから、お商売は元気を装わないといけないのはわかります。
「寄りかかりながら、毎日一生懸命生きている」というのは、実はシニアもそうでなくてもみんなの声だと思いました。
私だって元気そうに歩いているように見えて、実は弾性ストッキングなんか履いて苦し紛れに歩いています。
心身に何の不調もない方以外は、老いも若きも、みなさん「日々を一生懸命生きている」のは同じなんだろうと感じずにはいられません。
みんな、順風満帆とは限らない。多分、色々な苦悩をかかえながら、生きている人も多いのだと実感しました。
自分だけじゃない、見せないけれど、シニアは特に身体にきますから、懸命に生きざるをえない。
お花屋さんのお花に癒されて、今日も精一杯生きましょう!コスモス畑にも行きたいけどなぁ~
夫のお寺の住職に会う 生まれたてのお孫さんとお散歩でした
もう家に着くかというところで、帽子をかぶり黒いマスクをしてベビーカーを押すおじいさんかおばあさんかわからない人に遭遇。
最近はベビーカーで犬の散歩をしている方も見かけるから、まさか本物の赤ちゃんとは思わず・・
「こんにちは」と声をかけられて、一瞬どこからかわからずキョロキョロしてしまいました。
すると、その帽子・黒マスクの性別不明の人物ではないですか!?
帽子をずらして、マスクもずらしていただくと、なんと夫の納骨堂のお寺の住職ではありませんか!
お盆にも来てもらっていないし、お寺でも会っていないから、随分ご無沙汰しているのです、ヒヤッとしました(;^_^A
「いつの間に、お孫さんですか?おめでとうございます」と私。「はい、娘の子です」と住職。
「わぁ、びっくりしました、どなたかわからなくて、またお孫さんだなんて、早いですね~」と私。
「娘の結婚がコロナで延びて、子どもが先に産まれました」「わぁ、生後何か月ですか?」
「半年です」「すると4月生まれですか?わぁ、いい時期に生まれた、可愛い赤ちゃん、もうすぐお座りですね」などと会話。
住職は実は亡夫と同じ歳だったのです。お子さんも5人ほどいらっしゃったような。
人間らしいライフサイクルを送っておられて、なんとお幸せなことでしょう。
日頃が「人の死」ばかりに関わっておられるから、「生の喜び」はひとしおなんでしょうね。
こんな商店街の近くまでお散歩なんて、いい「おじいちゃん」になられているんだなぁ。
夫が亡くなった時、住職の長男さんとうちの息子は同じ歳でした。その下の娘さんがもうお孫さんを!
いやいや、普通でしょ、うちが気配がないだけ、変化なさすぎ~!
過ぎてみると早い、早い、この21年!これだけの期間が過ぎれば、人間の変化も大きくて普通ですね。
ご無沙汰をお詫びして、お互いに足早に行き違いました。
帰宅して、改めて夫に報告しました。「あの住職がおじいちゃんになってたよ、早いね~」
多分、夫は「人にはそのペースがあるから、ゆっくり生きればいい」とでも言うでしょうね。
みんな、それぞれに一生懸命に毎日を生きている!改めてご近所を散歩していて感じました。
私はといえば、今日も料理をしていました。夏に切って冷凍していたゴーヤーがあったので、豚肉と豆腐でチャンプルーを。
息子に持たせるのに、冷凍に適したおかずでないと困るので、煮物か炒め物になってしまいます。
さあ、コンテナに分けなくっちゃ。これでも一生懸命台所に立って、今日も生きています。
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