今朝のヤフーニュースに死別した人たちの会があることを知りました。
関東とその近辺県が対象みたいです。その名も「気ままサロン」。
「没イチ」になる時期によってそれぞれの状況違う
結婚していた伴侶と死別した人のことを「没イチ」って言うのは聞いたことはありました。
離婚した人のことを「×(ばつ)イチ」って呼ぶようになったから、死別は「没イチ」。
なんだかその響きがあまり好きではなくて、スッカリ忘れていました。
確かに相手が没したのだから、「没イチ」かぁ。
最愛の伴侶を亡くして、悲嘆にくれる人はいつの時代にもいるわけです。
今でこそ私も死別直後に比べたら、はるかにはるかに強靭になり1人暮らしを楽しんでもいます。
若くてまだ子育て中の死別とシニアになってからの死別は、少し感覚が違うと思ったほうがいいでしょう。
若くしての死別は、ともすれば大きな経済的不安定をもたらしますし、子どもが育ちあがっていないもろさもあります。
「淋しい、寂しい」と言っていられないくらいに、気を紛らわさないといけない事態が待っています。
1人での子育ての上に、仕事の継続もあるのですから、寂しいと言っていられる悠長さはありません。
一方、シニア世代になってからの死別は、長く連れ添って子どもも巣立っている場合が多く、1人の寂しさに襲われる可能性は大きいでしょう。
連れ添った期間が長い分、絆が強かった分、精神的な寂しさを強く感じるのですね。
結婚すれば、離婚しない限り死別するのは当然のこと。遅かれ早かれみんなが経験するんです。
その時期によって、ずいぶんと悲嘆の感じ方、立ち直り方にも違いがあります。
早く死別したら、子育てもあるし、忙しさで紛れて時が過ぎ、そのうち耐性がついて強くなるのかもしれません。
お互いが80歳を過ぎれば、もう当然のこととして受け入れるしかない時期でもあります。
そこまで行く前に、これから2人で楽しめるという時期に死別してしまったら、辛さ、寂しさは甚大ですね。
寂しがりの人たちの集いを見つけました!「気ままサロン」
これがヤフーニュースです。
高齢化に伴って、死別して遺される女性が圧倒的に増えたということです。800万人!
男性は、一部の例外を除いて、女性より早く亡くなりますね。女性は強し!!
それでも、精神的には落ち込み、1人でいることに耐えられない「寂しがり屋さん」も多いのですね。
人間は所詮1人では生きられないもの、誰かのお世話になって、お世話をし、話しをしたり、笑い、泣き、繋がって生きていくもの。
その「寂しがりかた」に個人差はあるんです。
愚痴をこぼせる相手は、やはり同じ境遇の「没イチ」さましかいないわけです。
伊藤京子さんが主催しておられる「気ままサロン」は関東在住の方にはいいのではないでしょうか。
イベントがあったり、最近はZOOMでのオンライン会もあっているようです。
全国に会員がいて、総数は約100人らしいです。
創立は1999年らしいので、私がHPをやっていた頃にもすでにあった模様。
とにかく、1人でじっとしていないで、「とにかく靴を履いて外に出よう」ということ!
お互いに「辛かったね」と言い合えるだけでいいんです。
仲間がいるって思える、自分だけじゃないって思えると、少し気が楽になるんです、不思議なことにね。
「気ままサロン」で紹介されている本、「夫婦死別の悲嘆から立ち上がる これから」を貼っておきます。古いので中古しかないようです。
私のように、伴侶のいる友人に愚痴を聞いてもらっていたら、友人を失いかねません。
やはり、同じ経験をした仲間を持つことは心強いものです。
しかし、意外にも60歳過ぎて夫を亡くした女性は、夫のいる女性より長生きというデータもあるらしいことを以前聞きました。
どんな関係性だったかによりますが、夫から解き放たれて「今が一番幸せ」と仰る80代女性にも会いました。
シニアになって死別された方は、どちらのタイプですか?
男女問わず、寂しがり屋さんは「気ままサロン」はお勧めです。
お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m
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