ちょうど引っ越しまで1か月という時点で、部屋と引っ越しの手はずが整ったように思います。
1月下旬から部屋探しを始めて、東京の賃貸物件を借りるのに時間がかかったようです。
借りられるかの心配と、決まったら今度は寂寥感でいっぱいになってしまいました。
東京の不動産 借りるのは大変 異次元の世界?!
とにかく「満員電車の通勤を避けたい」、「どんなに遅くなっても自分のベッドで寝られる」という息子の住居の条件。
これをクリアする物件がとても少なくて、しかも東京ならではの「審査」なるものがあるそうでした。
そんなことがあるのを全く知らない田舎者の息子は(私も)、部屋は決めて初期費用を払えばすぐに借りられると思っていました。
しかし、まず就職先の「内定通知書」「免許証」が必要だったそうです。これで、ひとまづ今部屋を押さえている状態です。
これから必要なものとして、前年の「源泉徴収票」「辞令」、重要事項説明時に「印鑑証明」「住民票」がいるそうです。
それを役所に取りに行く時間と手間もいりますし、色々なところに電話しないといけなかったとか。
部屋の内見もオンライン内見にしてもらい、本人が実際行っていないことも問題なんでしょう。
都内だけで移動するのには、こんな大変なことはないのでしょうけど、地方の見ず知らずの人にそう簡単に部屋は貸せないというところでしょう。
まだ、初期費用を払い込んでいるわけではないので、あくまでも部屋を押さえた段階です。
でも、引っ越し業者さんには「3社から見積もりを取るように」との内定先からの通達です。
仕方なく、息子は3社から見積もりを取って、一番安いところに引っ越しの日程を入れていただいたみたい。
もっと簡単に、楽にできると考えていた地方人は甘かった~。
そして、その部屋の狭さと家賃の高さは、どちらもとびきり驚きました!
1Kで、九州だったら30平米あるのが、20平米、ベッドと机以外何も置けない広さです。
電車で数駅のところを借りれば、話しは全然違ってくるのでしょうけどね。
息子の健康が一番大事ですから、息子なりの健康維持を考えての選択だったと思います。
その中間に入っている不動産業者がとってもスローな会社で、ヤキモキします。大丈夫かなぁ。
引っ越し業者と日にちは決めても、まだ正式に部屋を借りていないなんて、おかしくないですか??!
いよいよ来月は息子は東京へ 沈む母親の気持ち
お正月は息子と2人で楽しく過ごせたのに、いいスタートを切って「初笑い」もしたのに、2月にはもう気持ちが沈んでいます。
年度末で、こちらでの仕事にも追われて、今週から来週までは午後10時過ぎまでの残業もありながら。
代われるものなら、手伝えるものなら、何でもしたいけど、情けない、何も手伝えない私。涙が出ます。
引っ越し日は3月下旬の初めくらいに決めたようです。あと1か月もない、2月は短いしね。
1年という期限はついているから、まだ何とか立っていられますが、ずっと向こうと言われたら倒れます。
結婚してほしい気持ちも大いにありますが、その時はこれよりももっと複雑な気持ちになるのでしょうか?
いや、結婚してくれたら、私は母親として安心できて「親の責任」が全部終わる気がして、ホッとするでしょう。
どんなお嫁さんかによるところも大きいのかもしれません。それでも、もう息子は渡したと思えるでしょう。
どちらにせよ、ムスコンの私も「本当の1人」にならざるを得ないのです。
もうすでに「おひとりさま」を淡々と生きておられる先輩たちも数多くおられるでしょう。
そのためには、できるだけ迷惑をかけないように、自分を律して心身の健康を保つ以外ないですね。
4月からの1年の間に1度くらいは東京に息子に会いに行ってみたい。
息子も2回くらいは帰って来てくれるかなぁ、なんて先のことを考えています。
夫の労働災害の申請を「厚労省」に蹴られて、立ち向かったあの場所に、今度は息子が取り込まれます。
何の因果でしょうか。夫がいたら決してこんな道を息子は歩いていないような気がします。
しかし、これが現実です。まだ行ってもいないのに、元気で帰って来ることを祈っている無力な母です。
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