一昨日はリンパ浮腫患者の会で頼りにしている会員Aさんに電話をして、色々と自分の現状を話した。
最初はエアボウェーブという片足だけの着圧装具のサイズのこと。
それから、いつもの弾性ストッキングのこと、LVAを検討していることなどを相談した。
色々とアドバイスくださり、大変有り難かった。
1時間くらいそんなリンパ浮腫の話しをしてから、徐々に話しは私的なことにも。
Aさんは私より10歳くらい年上なのだが、患者会の仕事をボランティアで手伝っておられる。
ご自分は、原発性のリンパ浮腫患者。
私たちのようながん手術の後の続発性リンパ浮腫とは違い、思春期ころから片足が浮腫んでくる病気。
旦那さまを数年ほど前に亡くされ、お1人さま。
とてもお元気で、リンパ浮腫の管理も行き届き、今はウォーキング、園芸を楽しんでおられる。
20歳そこそこで旦那さまと結婚されてから、お姑さんと3人暮らしを始められたそう。
お姑さんは、旦那さまがお腹にいる時に、ご主人が戦死なさった未亡人だったらしい。
やむなく1人っ子の旦那さんとは、同居が条件だったがすんなり結婚された。
当時お姑さんは60歳近かったそうで、どうしても合わない時は実家に帰ろうとも思ったと。
お姑さんは耳が遠かったらしく「私の声が大きいのはお姑さんのせいなの」と仰る。
お姑さんがおられる時は、旦那さまはどちらの味方もされなかったらしい。
そして、「嫁の替えはあるけど、親の替えはないから」と仰ったそう。
Aさんもぐうの音も出なかったそうだ。
それに私はドヒャーっと驚いた。
そうだ、親・子の替えはいないのだ。
結婚相手は最初は他人だから、離婚したりして替えることはできる。
そんな言葉は、当たり前を仰っているけど、初めて聞いた言葉だった。
お姑さんが亡くなられてから、旦那さまが「いままで我慢してくれて有り難う」と仰ったらしい。
お姑さん存命の時は、どちらにもつかず静観していたが、奥さん(Aさん)に感謝されていたのだ。
それで、お姑さんとの苦労も吹き飛んだと仰った。
そして、旦那さまのことを「この人は間違いのない人だった」と感じたんだそう。
この話しが印象深くて、他にも色々話した(2時間強)けど、頭に残った。
親1人子1人で育てられた旦那さんは、お姑さんと奥さんの両方の苦労もご存知だったのだ。
親子は縁を切りたくても切れない。
嫁に我慢させているのも辛かっただろうが、お姑さん存命中は感謝の言葉はなかったそうだ。
亡くなられてからの感謝の言葉でAさんは救われて、姑苦労が水の泡と消えたと。
もし我が息子が結婚したとして、息子はそういうことを言えるような人間だろうか?
今は時代も変わり、嫁姑が同居することはあまり聞いたことがない。
私も息子が結婚しても、同居なんて端から考えたこともない。
今の時代にそんなことを言う「夫」は、その場で離婚を切り出されるのではないか?!
Aさんとの話しが終わり、電話を切ってヤフーニュースを見て驚いた~~~!!
すでに一昨日になる。
あの「大谷翔平君」が29歳で結婚したというニュース。
昨日もお相手の方のことは「日本人」ということ以外ほとんどしゃべらない。
息子より6歳も年下の「世界一結婚したい男性」の結婚に、オバチャンはかなり落胆した←なんで?
しかし、素直におめでたい、おめでとうと祝福はしたい。
何歳くらいのどんな女性かすごく気になるのは世界中の人も同じ。
ずっと隠し通すのか、いつかはキャンプ地での応援などで見ることはできるのか?気になる。
大谷君は、「嫁の替えはあるけど、親の替えはいない」と言うタイプだろうか?
きっと彼はどちらにも優しい「パーフェクトな人間」の鏡だろう。
オバチャンはそこのところも気になってしまった。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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