今の入院は、LVA手術までに脚の状態を良くしたいための入院だが・・
想定外のことが次々に起こり、上手くいっているとは言い難い。
先週の土曜日はO先生に左脚の膝下だけ巻いてもらった。
日曜日は何もないから、何もしないで過ごすことになった。
当然、病院にも職員の方々にも休日はある。
そこでほぼ2日間巻いたままの左脚膝下の脛の部分に赤い湿疹が・・
保湿が足りていないのと、2日間そのままでは蒸れてしまったのだろう。
そんな状態でバンデージすることはかなり怖い、そこの悪化に加えた
他の部分に発赤が出る可能性もある。
K先生の判断と大学病院との連携の判断で、「とにかく蜂窩織炎をおこさないこと」
これが最重要課題になった。
それで、ドレナージの後はエアボウェーブを履いて過ごすことに。辛抱あるのみ。
しかし、エアボウェーブも3本しか持ってない。
弾性ストッキングにしては、履いてきた1本だけしかない。
家に取りに帰るということも考えたが、病院から出してもらえそうにない。
半年に1回注文しているリンパ浮腫の会に2日にメールで至急もう1足ストッキングを注文。
早くも無事に今日到着! 有り難きかな、リンパ浮腫の会の迅速な発送。
新品はすぐには履けないから軽く水通して乾燥中。
こんなにも肌が薄く、過敏になっていることは今回のバンデージでよくわかった。
これで、果たして手術が可能なのだろうか?術後のバンデージは?
と想定外のことにやや気が滅入るが、もうまな板の上の鯉だから進むしかない。
昨日からは1本しかない履いてきて洗濯した弾性ストッキングを着用した。
これでは家でと同じではないか・・過剰な期待は全くしていなくてよかった。
しかし、家とは違う大きな一点は、食事が配膳されて、食後は下げてもらえること。
食事の支度から完全に免れていることは、かなりのストレスを軽減させてくれる。
その代わり、当然だが午前中の軽い運動、食事してお風呂、保湿、ドレナージ
と日中の課題は目まぐるしくあるにはある。
バンデージの時間がなくなったから、ドレナージを1時間まるまるやってもらえる。
これができるのは、やはり食事の支度に追われないからで慣れたら天国みたい!
最初は嫌だったここの入院生活も、食事も慣れてきた。
橘 玲さんの『幸福の資本論』の中にあった「限界効用逓減の法則」が当てはまる。
いいことも嫌な辛いことも、段々と慣れてくるのだ。
ビールの最初の1杯が特に美味しく、その後はそんなに美味しいとは感じなくなる感覚。
その逆で、嫌だった入院生活も慣れてくると、そうでもない、楽だと思うようになった。
死別や病気もそれに当てはまる。
最初はどんなにどん底でも年月とともに、その状況に慣れてくるのが人間。
そして、そこにも希望を持つのだ。持ちたいと強く思う。
昨日の食事はこんな感じ。↓
今日と明日は理学療法士(セラピスト)のK先生はお休みで、代わりのO先生。
鼠径部まであたってくださるのは、O先生だけ。
鼠径部も少し柔らかくなり、年齢も40代後半ということで話しも面白い。
先が見えてきた感じがする。このまま土日を越したい。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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