未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

今年もお盆は1人 上階にお引越しが 未亡人友の入院

にほんブログ村 シニア日記ブログへクリックいただけると嬉しいです

夫の仏壇へのお供え

息子が就職して家を出てから、ほぼお盆は1人で過ごす。

今日は数年ぶりくらいに、国の戦没者追悼式の総理と天皇陛下のお言葉を聞いた。

79回目、毎年粛々と行われていることに頭を垂れる思いになった。

これも1人ならではのことだろうか。

お仕事をされている現役世代の方々、子育て中のご両親には申し訳ない気になった。

私は左膝が完全に曲がらなくなった十数年前から、お坊さんの来訪もお断り。

今年も自分で夫の仏前で「般若心経」を読み上げた。

なんかこれで落ち着くのだ。Uさんからは般若心経の写経もいただいている。

昨年亡くなった母が新しい仏さまだけど、私には夫しか浮かばない。

母からの愛情を感じたことがなかったせいだと思うが、仕方がない。

そんな我が家の上階に一昨日、「上の階に引っ越してきました○○です、

よろしくお願いします」と爽やかな青年となんとオランダ人の奥さまと

愛くるしいまだ2歳くらいの双子の男の子と女の子がご挨拶に!!

旦那さまが東海出身とのことで、お菓子と、オランダの風車のミニチュアを

いただいた。それも小さな男の子から!可愛い、可愛い。

大学院で知り合ったとのこと、奥さんも日本語大丈夫だそう。

うちの息子と同じくらいか、若い可能性もあり。

お子さんたちが可愛くて、聞きたいことも聞けなかった。

「オランダ人は大きい」とフラワーアレンジメントの先生に聞いていた。

その通り、大きなガッシリした体躯の美しい白人女性だった。

早速上階を駆け回るお子さんたちの足音はするものの、気にならない。

1人暮らしには多少の雑音があったほうが、人の気配がしていい。

ハーフの子の可愛さはまた特別だ。日本語もしゃべれるようだった。

将来の日本人になってくれたら、この上なく嬉しいことではないだろうか。

老齢化したマンションの中に若く、新しい風が吹いた感じがした。

そして、11日にLINEしたマンションの未亡人友が7月末ころ8日間

入院していたことを知り、心配になって一昨日お昼過ぎに電話してみた。

ちょうどネットスーパーで注文準備していたので、何か必要品がないかを

聞きたくてかけた。

差し入れでもしたいが、好みが全然違うのでこういう時は困る。

かかりつけ医の抗生物質が合わなかったから、紹介されて入院したと。

私の退院と入れ替わりくらいの時期。とても暑くなった頃。

あまりちゃんとしたものを食べていなかったらしい。夏バテかな。

コロナではなかったし、抗生物質の点滴を受けているから、

おそらく軽い細菌性肺炎だったのではないだろうか??

彼女は製薬会社にお勤めだった旦那さまを5年前に亡くしている。

旦那さまがおられた頃は、薬は頼りきりだったそうだ。

そのせいか、8歳上の彼女と話していても、自分が何の病気だったのか

どんな薬を使ったのかを把握していないのには心配になった。

少し咳はしていて苦しそうだったが、午前中地下鉄で買い物には

行ったらしいから動けるのだと安心はした。

ネットスーパーでの調達は必要なさそうとのこと。

お盆のお寺も同じ曹洞宗のお寺だから、同じお坊さん。

今年は来訪をお断りして、お布施だけ持参したそう。

「1日誰ともしゃべらないと寂しいから、電話ありがとう」

と言われた。多分数日しゃべっていない感じだった。

お子さんもいない彼女は、きっと心細さは人一倍だと思う。

お盆も明けたら、また管理人さんも来るし、病院も開くから少しだけ気分も楽かな。

「お互いに未亡人で、私は病気持ちだから頼りにはならないけど、

何かあったら電話をしてね」と言って電話を切った。

あんまりにも暑い夏、普段元気な人もどうかなるこの暑さ、

早くもう少し過ごしやすくなってほしいものだ。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m

コメント