今朝から、脚の検査で緊張が高まる中、タクシーで大学病院まで。
放射線科の核医学・ペットセンターという施設で、リンパ管のシンチグラフィーを受けた。
2016年にも一度受けたことのある痛~い検査。
あの痛さが手術ができなくなったことで無駄になり、今回また・・
弾性ストッキングを脱いで、スカートだけになりいよいよ注射。身がすくむ。
足の親指と人差し指の間辺りに針を刺して、アイソトープ入りの薬剤を注入する。
この時が強烈に痛い!!
技師さん曰く、「これが一番痛い検査です」と。やっぱりか!?!
麻酔したと思うが、刺された左足から右と順番に痛みが!技師さんに脚を押さえつけられる。
無事に針が入り、薬剤も注入され始めるとホッとした。
それからは薬剤がリンパ管に入っていく様子を、1時間かけて器械の中でじっとして待つだけ。
気を楽にしようと「複式呼吸」を何度も何度もした。
2016年1月にやったのに、すっかり忘れている。
1時間も寝ていたかしら・・もっと早く動けと言われたような記憶しかない。
途中、順調に行ってますからと声をかけていただいてハッとする。
終わると、器械の中から出て、起き上がり、少し歩くように言われる。
きっと、左脚にリンパ管が見えないんだろう。
地下の放射線科の廊下をグルリと一周歩いた。
そしてまた、器械の中に入って15分くらいだっただろうか、検査が終了した。
弾性ストッキングと靴下を履く場所の狭いこと。
患者には全く何の配慮もない世界だった。
終わるともう12時過ぎ、会計で飛び上がった。
検査代、21970円なり!
ネットで調べて、19500円と出ていたから諭吉先生を2枚は財布に入れていたからよかった。
ああ、検査だけで2万円を超える、3割負担で・・器械が相当高いんだな。
2016年より確実に値上っている。あの時も驚いたんだろうが、まだ1万円台だったはず。
結果は4月の初めに形成外科で聞くことになっている。
もう、何も考えられなくなって一目散に地下鉄に乗った。
そして、午後2時近くに、わが街の商店街の定食屋さんに入った。
1000円で美味しそうな「ブリの塩焼き定食」にした。残金は少なかった。
大きなテーブルでは、お年寄り女性4人男性2人の団体さまが。女性のしゃべり声が大きい。
女性はたいがいが、しゃべっていないともたない習性を持つから、仕方がない。
私もしゃべれる相手がいたら、ついついしゃべってしまう。
私よりは10歳以上年上の方々と思われたが、きっと病気ひとつないお元気さなのだ。
揚げ物も食されていたのを見逃さなかった。
シニアになって感じるのは、健康の個人差が広がっていること。
お元気な方はどこまでも歩けて、声も大きく、快活。
一方、私のような病院帰りのひ弱なお1人さまもいる。
昨夜は関西のK子叔母から電話があり、つい今日の検査のことを話した。
「気の毒やけど、仕方ないから頑張ってきて」と応援してもらった。
大根のお漬物(薄味)を作成中らしい。お元気だなぁ。来月半ばには86歳。
実母より人間味のあるK子叔母にこのタイミングで話せて嬉しかった。
今日は重苦しかった検査が終わり、慎ましい外食もできたからハッピーだ。
結果次第では心身が耐えうるか心もとないが、心配したって仕方がないと自分に言い聞かせる。
自分の機嫌は自分でとらないととは、この歳になって誰からとなく教えられたこと。
今日も無事に帰宅できて、こうしてブログ更新ができたことに安堵するのでした。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m
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