全くなかった尿意がじわり戻ってます 神経がつながった?!
2000年秋に、子宮がんで、広汎全摘出術をしました。
Ⅱb期だったせいで、当時はみぞおちから恥骨まで約25センチの切腹手術。
子宮と膀胱は近いせいか、頚がんの患者には排尿障害が起こりやすいんです。
私と違い、最初から「尿モレ」の方もいらっしゃいます。
私の場合は最初は、「全く出なくてどうなるの?」と恐怖におののきました。
尿が1滴出た時の嬉しさは、当時、飛び上がるほどのものでした。
そして、それから普通におしっこが出るようになりました。
が、尿意はないまま、時間を見ておしっこに行く習慣がもうず~っとでした。
それが、この2~3年ほどの間に、徐々に尿意を感じるようになってきたのです!
自分でも驚きでした。
20年近く経って、全くなかった尿意が戻るなんて、そんなに長生きしたのか?!
2000年、入院当時、
膀胱の神経もかなりあたっているから、尿意は戻らないだろうね。
歳をとったら、尿モレを起こす可能性はある。
と言われていたんでした。
(その前に、私はそんなに長く生きられるのか?という疑問は持っていました)
だから、その言葉を信じて「尿意」は戻らないだろうと思ってました。が、戻ってきたんです!!
人間の身体の神秘(脳と膀胱の神経がつながった?)なのか、単なる「老化」なのか?
排尿訓練の辛さは以前のがん闘病記にも書きました。
それが、なんと今では夜間に尿意で目がさめることに~
あんなに尿が出ないで、苦しんだのはなんだったのだろう。
尿意が戻ったことは、普通だったら、この上なく喜ばしいことのはずです。
でもでも、病気になる前のジャっと、ささっと出るのではなく、少し腹圧はかけます。
これは、尿を全部出し切るためにも必要みたいです。
膀胱あたりを両手で押さえるとよく出たりします。
そうそう、尿意が戻ったのは、昼間には大変嬉しいことなんですが・・・
夜間、眠っている時にふと、尿意で目がさめるようにまでなっちゃいましたー。
これは、老化と何か他に病気もあるのかと、最近は少し心配にもなっています。
最近、ここ2年くらいは、必ず1回目がさめて、トイレに行くようになってます。
22年近く経ってしまうと、今度は老化や別の病気が顔を出してきますね。
人間、いつまでも若くはないのです! そう、今日が一番若い!
あの病気をして苦しかった頃は、60代など考えられませんでした。
生きている限りは、やはりどうしても「生活の質」を落としたくはないですよね。
できるだけ、元気で毎日が暮らせるように生活習慣を考えないといけません。
運動不足は、特にあると思います。足に問題ありの身体ですから。
できるだけ、腎臓に気を遣って暮らしているつもりですが、なかなかです。
小豆が腎臓の形に似ているので、小豆が腎臓にいいと知って、小豆カボチャは定番です。
小豆カボチャは薄い塩味だけで、カボチャの甘みで結構いけます。
夜間尿は、糖尿病のなりかけかもしれないので、歩くことも心がけてはいます。
一度、内科か泌尿器科でしっかりと診ていただくのが、一番ですね。
婦人科がんで、排尿障害をかかえておられる方も、私のように治ることもあるみたいです。
昼間の尿意は歓迎ですが、夜間の尿意はごめんこうむりたいですね。
また、病院との縁を作るのは嫌ですが、予防に徹することは大事ですから。
「そのうち、そのうち」ではなく、病院探して行ってみなくっちゃ!
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