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続・友人E子さんとの話し 私たちの母たちの話しの巻

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90歳近いお互いの母親たちのこと

6時間にわたって積もる話しをしたE子さんとは、お互いの実母のことも話しました。

ちょうど同じくらい、E子さんのお母さんが90歳私の母が89歳です。

E子さんのお母さんは、E子さん宅の近くの施設に入居されているそうです。

九州からすべてを引き払って、E子さんの近くに引き取ったと。

E子さん
E子さん

だってね、東京にいる兄は何にもしないんだもの。私がみるしかないの

うちは、私が何にもできなかったので、妹夫婦にお世話をしてもらっていたけど、右腕を骨折

利き腕だから、家事がほぼ全般できなくなり、出歩くと、また骨折する可能性が。

それで、妹夫婦の判断で、実家のある市の介護付き老人ホームに入所して、もうすぐ3年です。

E子さんも、お兄さんとは音信不通らしく、ほぼお母さんは自分がお世話をする覚悟です。

えらいなぁ、Skypeの翌日は、お母さんを自宅に招いて、お昼ご飯を一緒にすると言ってました。

私はといえば、入所にも立ち会えず、妹夫婦に任せっきり

それまでの経緯があるだけに、母のところへ行こうとすると「パニック障害」が出ます。

母に手伝いに来てもらっていた頃の母への「不信感」「違和感」が、実母なのに私の心身を遠ざけます。

もうひとつの巣にも雛が!!

お互いの母親たちは、認知症がないのが今のところまだ救われているのかもしれません。

母の入所の際に、保証人が2人必要とのことで、妹の旦那さんとうちの息子がなりました。

それ以来、妹夫婦からも何の連絡もありません。

ましてや、母は、亡くなった父のガラケーでも所有しておけばよかったのに、契約打ち切りました。

「自分はお金がないアピール」と、ああいう機器を使い慣れなかったのでしょう。

自分の名義で相当の貯蓄をしていたらしいことは、関西のK子叔母さんが訪ねてくれた時に聞いたそうです。

美人だったことが自慢の我が母親。

実家の家土地を売ったお金も、母親のものになった時に、妹夫婦も初めて母親のの預金額を知ったらしいです。

だから、お金の心配はないようなので、悠々自適に、ワガママに暮らしているだろうことは想像できます。

あの年代の母親たちは、自分たちが90歳を過ぎても生きているだろうことは想像していたでしょうか?

有史以来、今の後期高齢者は未曾有の「長生き」をしているわけですよね。

E子さん
E子さん

母たちだって、あの歳まで生きないといけないとは思ってなかったと思うわ。なかなか、簡単には死ねないよね、あそこまでいくと。

私

うん、母もあんな所に入ったら、長生きしてしまう、と自分で言ってたわ。

元気でいる限り、そう早く死にたいということはないでしょう。

しかし、本当に毎日がどうやって暮れて行くのか??

私の母は、まだ要支援1 なので、お風呂も最後なのだと言っていたのは聞きました。

介護度が高い方から入浴だから、最後は浴槽の水が汚れてしまっていると。

それを聞いた時は、「ああ、気の毒だな」とは思ったものの・・

母の本性を知ってしまった私は、今までが自由すぎたんだから、「人生の我慢の時よ」と言いたくなりました。

母親たちの、あと10年くらいの「生」に、子どもや孫はどう対応すればいいのか?

コロナ禍で中々簡単には会えなくなって、私は逆に「心穏やか」に過ごせています。

E子さんは、お母さんとの関係も悪くはないはず。

それでも、「どうしても、母には優しくできない」と言ってました。

「娘たちには、気を遣うけど、母にはキツくなる」と。本音でしょう。

私も、息子には気を遣う年齢になりましたが、母のことはまだ思い出すのも嫌です。

「順送りで、私たちも長生きしてしまったら、あんな扱いを受けることになるのよ。」とE子さん。

「そうね、そうなる前にサッパリと去れたら、どんなにいいかねぇ。」と私。

まだまだ、母親たちの先は長いことを再確認した E子さんと私でした

E子さんの旦那さまのお義母さんは94歳、サ高住 すごい~

E子さんの旦那さまも九州出身。お母さまはまだ、お1人で戸建てにお住まいだったとか。

それを、最近仕事を辞められてから、お母さまをサービス付き高齢者住宅に

わずかな認知症はあるものの、サ高住では1人暮らしが必要とされます。

心身が本当に健康なのだと、驚かされます。

血液検査でも、どこも悪くないのだとか。痩せ型で、大病経験もなし。

そこまでお元気な94歳だったら、サ高住もありでしょうね。

旦那さまはそのたびに、九州の実家に戻られていたらしい。

今後は、1年の半分くらいは九州のお母さまの実家に滞在予定らしいです。

旦那さまは、うちの息子と同じ、当時は珍しい1人っ子の息子さん

なんだか、我が身を考えさせられてしまいます💦

だけど、うちの息子は、そこまでのことはしないだろうと思います。

雛に餌を運ぶ親ツバメをキャッチ!
E子さん
E子さん

あの分では、まだあと10年はこの調子と考えているの。だから、1年の半分くらいは実家に帰るみたいだから、楽になるのよ。

私

ああ、よかったね。夫婦もずっと一緒じゃなくて、それくらいの距離感がうまくいくんじゃないかな。

E子さんは、実のお母さんの介護で、気も体力も使っている

そこへ、旦那さんは自分の母親まで連れてきては申し訳ないと思われたのでしょう。

旦那さんの計らいで、E子さんご夫婦もうまくいくことが何よりですから。

私たち世代は、残っている親のことで苦労している話しは、よく聞きます。

それも、でもさすがに90歳代後半になると、亡くなられることが多いような。

期せずして長生きしてしまわれた、私たちの「親世代」

私たちの世代に、重い課題を残していかれますね。

順送りですから、私たち世代は、どうなるのかは、生きてみた人にしかわかりません。

そんな、90歳辺りの、元気な母親たちの話しは身につまされたことでした

綺麗な青のガクアジサイ

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