自分の結婚式、覚えていますか?今のシニア世代は、当たり前に結婚式をした方ばかりですよね。
私は37年前の10月20日に、今思い出しても恥ずかしくなる結婚式をしました。
夫の誕生日のちょうど1か月後なので、毎年思い出すんです。
夏が苦手な私は、秋のちょうど過ごしやすい気温の頃を自分で選びました、多分大安だったような。
今日もちょうどいい気温の秋らしい秋、抜けるような雲ひとつない青空でした。
結婚式 どうでもいい派ですけど、なぜか思い出す
学生時代仲のよかった5人のうち、昭和60年6月に結婚式をした友人の次に私は10月に式をしました。
その後相次いで5人全員2年以内に、当時はごく普通だった結婚式を挙げました。何の疑いも持たず、当たり前のように。
平和な時代だったのですねぇ。
あんなこっぱずかしい式・披露宴まですることを当然と思い、ドレスや引き出物を選んだり、披露宴のお料理やお客様の席を決めたりしてました。
それが私だけではなかったのですから、流れにただ乗っただけでした、今思うと。
「婚姻届け」を役所に提出に1人で行ったのは、それから9日後の29日でした。こっちは忘れそうです。
それはやはり「結婚式」の印象が強く残り過ぎて、実際の入籍は新婚旅行から帰ってからでした。今は入籍して、結婚と逆みたいです。
やってしまった者が言うのも卑怯かもしれませんが、今だったら自分の考えが固まっていますから、やりません。
今の若い女性はどうなんでしょう?やっぱりこじんまりとでもやりたいものなんでしょうか?
結婚式・披露宴は印象に残り、自分が一番綺麗だった時を見てもらいたいという女性の願望を遂げさせていただく機会でもありますね。
今のドレスは確かに洗練されていて、若いからこそ似合う、美しい瞬間を残すのにはいいのでしょう。
私はフォトウェディングには賛成ですが、華やか過ぎる式・披露宴はご免こうむりたい派です。
遠くから足を運んで、「ご祝儀」まで必要で、周りを巻き込んでしまうのがよくないような気がします。
そこまでするからいいんだ!という考えもあるかもしれませんが、休日を潰すようで申し訳ない気持ちが先にきます。
歳をとってからしかわからないのかもしれませんね、この感覚。若い時は「自分が主役」ですからね。
私は結婚式をしてしまったがために、結婚記念日を覚えていますが、していなかったら「入籍記念日」を強く覚えていると思います。
今は「結婚したくない」女性も多い あるいは男性も
昨日は「専業主婦がいなくなる」ということを書きました。
最近は、その前の結婚願望が女性からも、あるいは男性からもなくなりつつあるということです。
友人の娘さんたちも「結婚はしない」と断言している方も数人知っています。皆さん、職業をお持ちです。
「結婚して、今より忙しくなるのは嫌だ」とか「面倒だから」という理由も多いです。
専業主婦にならなかったら、家事も育児も女性に降って来るからでしょうか。そこは上手いこと分担せねばいけません。
中には普通に「人間的に」結婚して、お子さんを産んで、我々シニアをおじいちゃん・おばあちゃんにしてくれる方も当然います。
いろんな人生の選択肢が増えて、結婚しないで一生を過ごす生き方も当然視されるようになりました。
我が息子も、いまいち結婚願望が薄く、「結婚したくない」とまでは言いませんが、消極的です。
人数としても多い男性は「結婚したくてもできない」人が増えているのも事実です。
離婚も増えて、当然長い(と思える)結婚生活には「死別」もあり、望み通りの人生が送れないと先読みできるようになったからでしょうか。
(人生って過ぎてみれば一瞬のように短いのに!)
婚姻数が増えない限り、子どもの数も増えないのですよ。今、日本の危機はみんなわかってるこれですね。
成熟した社会では、生まれる子どもの数は減るというのは定説ですが、日本もそういう時期になったのでしょうね。
団塊の世代を生んだ親世代には、「敗戦からの日本復興」という大命題がありました。
今は個人の自由が一番尊重される時代になりましたから、子育てなんて面倒な部類になっちゃったのかもしれません。
お孫さんのおられるシニアは、もうこういうことを考えることもなくなってあるのか、先の明るい未来しか考えてない方が多いです。
知っている限りは、過去からは断ち切られたようにスッキリしてある方がほとんどです。
それはそれで大変幸せなことだと思います。きっと私にも孫がいたら、こんなこと考えなかったでしょう。
今ごろは、孫にハロウィンのお菓子でも選ぶのが楽しみだったりするはずです。
要するに私には「暇がある」ということなんでしょう🤣 AI画像生成なんかしちゃったりして。
日本はこれから大量死の時代をしばらく迎えて、それから人口が2/3くらいまで減ってからイギリスのような国になっていければいいのだろうと考えます。
その頃には私たちはいませんから、もう何の心配もいりません。
自然の摂理が大きく働いて、きっといい塩梅の島国「日本」があると信じています。
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