未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

フラワーアレンジメント 25年ぶりに笑

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好きな黄色系の小さなアレンジメント

体験レッスンで、気さくな先生との出会い

今日は季節の戻りか、肌寒かったのですが、フラワーアレンジメントの体験レッスン日でした。

体験なので、1500円のレッスン料で小さなフラワーベイスを1個いただき、小さなアレンジメントが今日の課題。

ドキドキで出かけたのですが、気さくで明るい、サバサバした素敵な先生でした!

私より10歳ほどお若いので、お花以外の色々と新しいことも教えてもらえるかもです。

お花屋さんも、アレンジメントの配送なども行っておられて、お元気で、お忙しそうでした。

そんな中、生徒さんたちにレッスンもされているとのこと、元気さをいただいてきましたぁ。

20代でオランダにお花の勉強に行かれていたことや、オランダのお話しなども。

1時間ほどでしたが、女性同士、色々なことをお話しできました。

あ、もちろん、その間、手はちゃんと動かしています!

オランダの食事があまり美味しくなかったことや、オランダ人が皆大きいことよくいつもオランダ人は食べていたらしいことなど。

「日本人はそんなに食べないから、身体が小さいんだ」とオランダ人に言われたらしいです。

「でも、それって遺伝子で決まっているのよね~、消化器官が強くて、筋肉もつきやすい遺伝子なんですよ、ヨーロッパ人はね」と私。

お花とは関係のない話もとても面白くて、フラワーアレンジメントと共に先生の気さくなお人柄にも惚れてしまいました。

体験のお花は

アルバルスカス(葉)

ガーベラ(バナナ)

スプレーカーネーション

スターチス(黄色)

アストランチャー

の5種類と最後にアイビー。

私の大好きな黄色系の、小さいけど元気の出るアレンジメントです。

まずは、葉っぱで、グリーンのスポンジをぐるっと囲むように、周囲に刺します。

それから主役のガーベラを真ん中に立てて、その周りを短くしたカーネーション、スターチス、アストランチャーで埋めていく。

最後に、アイビーで違う葉っぱの色どりを添える。

簡単そうで、やはり刺し方、場所、向きにセンスが出るんだなぁ~。

アルバルスカスアストランチャーは初めて知る葉っぱと花でした。25年ぶり、お花も変わるよね。

スプレーカーネーションの薄いオレンジ色、好きだなぁ。

黄色いスターチスは初めて見ました。大抵、白か紫ですよね。新しいらしい。

冒頭の写真は、先生のところで撮影したもの。

これは我が家に持ち帰り、玄関正面に置いた時のもの。

光と下のプレートの色で若干色合いが違いますね。向きも違いますね。

どんな方向から見ても、また、下から見上げても綺麗に仕上げるのがいいんだそう。

花数がいりますね。水やりも欠かさないようにしないと、これからは持ちが悪いでしょうか。

まず、夫の仏壇に報告して、少し置いてから、玄関正面に移しました。

やはり、自分で花を飾れるようになったことが、嬉しいのです

お花を飾ることも、ためらわれた時期がありました

今では、Kaさんに見習って、お花のある暮らしをしたくなった私ですが、そうでない時期も長かったのです。

夫を亡くしてから7回忌くらいまでは、有り難いことに、夫へのお花を送ってくださる方が多かったのです。

それは、夫が現役で亡くなり、まだ上司の方たちが夫を惜しんでくださっていることはよくわかっていました。

一周忌、三回忌、七回忌、それが終わってからも没後10年以上まで命日やお盆辺りにお花が届くのです。

有り難さと哀しみがないまぜになって、私の心境は複雑でした。

もちろん、夫の仏前に必ずお供えをして、お礼状を書くのが習わしになっていました。

あまりにもたくさん(有り難いことなのですが)、哀しいお花をいただき過ぎたせいで、お花の処分が一層辛くなってきたのです。

それはそれは、白一色で、もう優美な美しさを醸し出していた大きなアレンジメントもいただきました。

カサブランカをふんだんに使った豪華なアレンジメントもありました。

上司の奥様方のお心遣いだったと感謝しています。

古いハードディスクには、当時のお花の写真も、息子が残しているはずです。

だけど、それらが枯れてしまい、処分する時の「辛さ」は言葉では表現しようがありませんでした。

ただただ、悲しくて、哀しくて・・・

お花にあまり関心を持たないようにしようと思ってしまったのも、悲しみのお花をいただき、処分し続けたせいでしょう。

土に咲く花には、そういう感情は全くなかったのですが、アレンジメントには抵抗があったのです。

私の中では、夫が居なくなったことを再確認させられるものの象徴だったのでしょう。

了見が狭いと言われれば、そうでした。

アレンジメントはもうやらないし、生花を飾ることも止めておこうと思ってきました。

それが、歳月は流れ、お花を送られることもなくなりました。

マンションではKaさんがアレンジメントを1階に飾られるようになりました。

夫のことが忘れ去られた頃になって、夫にお花を上げるのは私だけになりホッとしたのです。

枯れるお花の量も僅か。

悲しみのアレンジメントを乗り越えられたのです。

そして、この春、今日から、また30歳代後半で習っていたフラワーアレンジメントに旋回してきました。

やはり、当然ですが、生花のある暮らしは素晴らしいです!!

アレンジメントではなく、投げ入れや、〇〇流のお花も好きなのですが。

今は、アレンジメントが増えましたね。

針金やステイプラーなどの小物を使うのだったなぁと思い出しました。

喪失の悲しみを、こうやってひとつひとつ、乗り越えて来たのかもしれません。

お花は、その中でもダイナミックに私の中にわだかまりのようなものが目立ったのかも。

その他のことも、日にち薬で、乗り越えて来たように思います。

これからは、生花のある暮らしを楽しみ美しいものを見て前向きに生きていきたいと思いました。

今月は本格的に1回目を、22日に予約してきました!

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