
昨日は午後も雨が降るか、降らないのか微妙な蒸し暑さの中、行きはタクシーで開業医さんへ。
メールでは、自分のところで診ることはできないけど、紹介はできるとあったのですが・・
多分私の体格と1人暮らしと病歴で関わりたくないと思われた
メールでのやり取りでは、優しそうで温厚なイメージで期待して行ったものだから失望も大きかったです。
藁をもすがる思いで行ったのだけど、あんなに嫌いな感じの医師には久しぶりに会いました。
見た目はガッシリと体格がよく、外科でも十分いける感じの男性医師。
経歴を見たら11歳年下だけど、もう少し若く見えて今が一番旬という感じの威圧感もあり。
メールでは「一度受診を。微力ですが少しでもお力にならせてください」と優しそうでした。
が、診察前の看護師さんの問診票にいろいろ書き込むところがあり、病歴(リンパ浮腫になってからが長い)と、1人暮らしの高齢者であること、私の細身の体格が「これはアカン」と思わせたのだと感じました。
まず、入るなり「リンパ浮腫になりたてとか、まだなっていないのなら紹介できるところもありますが、アウルさんの場合ちょっと無理ですねぇ」でした。
そして私が何かを聞こうとして口を挟むと、「ちょっと待ってください。今私が話しているんですから聞いてください」と一方的に話しが進みました。
会話のキャッチボールができずに、先生だけが話し続けるんです。聞いてくれない、問診票で十分??!

私の住所を見て、少し頑張ったら歩いても行ける(夏の酷暑時は無理)24時間受付の総合病院しかないの一点張り。
確かにそうなのでしょう。もうこの10年間にすると20回近く、軽い、重いはあっても「蜂窩織炎」を発症しています。
足のリンパ管の傷みもかなりなものでしょう。LVA手術を受けられなかった後悔は今もあります。
もう足は救いがない状態、なった時に診てもらえるところがあればラッキー、そして1人暮らし(夫もいない)の患者は関わりたくはないのだと思いました。
とにかく、自分は診れない、紹介状もその総合病院には必要ない、それだけしか伝わりませんでした。
あんなにお元気そうで、患者の話しを聞いてくれない、一方的に話す高圧的な医師は久しぶりでした。
医師とは相性がありますね。昨日の受診で再度深く深く感じました。
人間性というか、その人が本当に「医師」なのかすら疑うほど嫌な印象でした。
なにも診てくれなかったから、紹介状を書いてくれなかったからではないのです。
コロナ禍でもあり、熱を伴う疾患を診たくはないのは今はどんな医師もそうでしょう。
「弱きは見捨てる」という感じで、優しさのかけらの一言もなかったのが悲しかったのです。
スタッフは優しく、待合室は綺麗 医師との遭遇は「運」と思う
タクシーを使って蒸し暑い中行ったので、帰りはバスと地下鉄で帰りました。もうカンカン照りに~
病院の女性スタッフは、親切にバスの時間を調べてくださり、地下鉄に近い駅まで教えてくれました。

パラメディカルスタッフはいい方を配置されていて、先生とは真逆の対応でビックリしました。
そして、待合室も広くて綺麗、明るくて、私以外の誰かにはいい病院なのだろうとも思いました。
私がどこのクリニックでも診たくはない患者だということを認識しないといけないのだとも思います。

もう昨日は帰宅時は暑さで激疲れして、汗をサーキュレーターで乾かして水分補給して横になりました。
そのクリニックは、昔の私のHP(ホームページ)で知り合った市内の同じ子宮頚がんからのリンパ浮腫持ちの友人から電話で紹介されたところでした。
その友人Cちゃんとは家もまあ近いながら、なかなか会える機会がないのです。
知り合った40代の頃は一緒にデパートに行ったり、お互いの家で食事をしたりしていました。
Cちゃんはスポーツ好きだったけど、足が酷くなってからはできないと悟り、今はコントラクトブリッジにハマっている明るい女性、4歳年下。
だけど、情報は色々知っていて、若いせいかデジタルにも強く電話からすぐ、メルアドにLINEのQRコード添付で会話ができるように! やっぱり若い。
Cちゃんは昨日のクリニックには行ったことはないけど、リンパ浮腫を相談されたら紹介してたクリニックらしい。
Cちゃんには申し訳ないけど、あそこは「リンパ浮腫になりたて」「まだなっていないが心配」している若い方向けのクリニックでした。
それは伝えずに、24時間受付の総合病院を勧められたことだけLINEすると、な、なんとCちゃんも「動けないほどの蜂窩織炎の時と腸閉塞の時はそこで診てもらったよ」と。
Cちゃんはもう1年ほど蜂窩織炎を発症していないとのこと。1年発症しないと、かなり自信が出ます。

Cちゃんは、「動ける時は近所の内科でもらった薬を飲んで、動けない時はそこに駆け込む」ことで対処しているそうでした。
私より若いけど子宮がんもリンパ浮腫も若くして発症、旦那さんの転勤に合わせて、2004年くらいからずっと日本全国を引っ越しして、旦那さんの定年とともに帰って来て落ち着いたんでした。
引っ越しも、実は「リンパ浮腫」悪化の原因に大いになり得るのです。要注意!!
旦那さんは66歳ながら今も第二の職場でバリバリ働けるサラリーマン。
2人の娘さんたちも結婚して関東圏に行ってしまい戻ることもなさそうで、旦那さんと2人暮らし。
病気はしてても、そこが根本的に違うんだよねぇ。
旦那さんとお互いに守り、守られているから、大きな不安もなく趣味に没頭できるし、金銭的にも何の不自由もないのです。
そんなCちゃんも、動けなくなったら24時間受付の総合病院に駆け込むと聞いて、もう自分の病気のどうしようもなさに気がつきました。
誰を恨むわけにもいかない、病気は自分が作り出したものだから。
大学病院の先生も大学に電話していいと言ってくれたし、近くにはその病院もあるから、これ以上はもう無駄足ですね。
昨日の先生のところまでの時間とお金が全く無駄だったことも仕方ない。
一番近い内科の先生も、あそこまでではないけど、私は見捨てられてるし、嫌がられてもいる。
つくづく私は医者運が良くないのかなぁと思ってしまいます。Mさんが羨ましい!
これはもう「運」なのだと、ハッキリわかった昨日の医師との出会いでした。
読んでくださっている皆さんは、「いい医師」に出会えていますか?
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m
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