未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

5年間待った前歯にブリッジ入る 1本9万円が3本に悲喜こもごも

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本物のブリッジ

他人の歯なんて見たくもないでしょうけど、これが出来上がりの前歯のブリッジです。

抜歯をしてからの3カ月半、先生の作った不格好な仮歯から綺麗な仮歯、そして昨日まで計7回通いました。

前歯科から今の実直な先生の歯科までの道のり

前歯3本の差し歯の真ん中の歯がグラついているのがわかったのが平成30年だから、2018年の春です。

前に15年ほどかかっていた歯科の先生が、場所も移り大きく綺麗になり、インプラント治療に重きを置かれ始めて、「なんだかなぁ」という気持ちでした。

それでもPMTCにはずっと3カ月おきに通っていたのです。

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、専用の機器とフッ化物入り研磨剤を使用して、歯みがきで落とせない歯石や磨き残したプラークを中心に全ての歯面の清掃と研磨を行い、う蝕や歯周病になりにくい環境を整えることです。

それに通っていたにも関わらず、PMTCはほとんど歯科衛生士さんだけで終わっていました。先生の診察はなかったのです。

2年前から(2016年から)前歯の差し歯の真ん中の歯はグラついていたそうですが、それを言われた記憶がないのでした。

私もその頃はまだ夕食に生協の宅配お弁当をとっていたりして、体調が良いとは言えない時期でしたから、聞き逃した可能性も十分にあります

しかし、2年間の間に7回は通っているのですから、その間に前の先生の指摘があって当然だったと思いました。

それで、このマンションの方も通っている人が多い今の実直な先生の歯科にセカンドオピニオンを受けに行きました。

歯科の先生は、どの先生も前の先生の治療のことは悪くは言わないそうです。

今の先生も、「前の先生のところでグラついているのがわかったのなら、そこで治療を」と引き受けるのは嫌そうでした。

しかし、私の気持ちは決まっていました。街中だけど決して広くはないクリニックに、華美な装飾品などない待合室と先生の地味で実直そうな雰囲気に惹かれたのでした。

インプラント治療ばかりに力を入れて、一般歯科治療が疎かになっていた前の先生にはもう治療してもらいたくなくなっていました。

嫌そうだった今の先生を説得して、かかり付けの歯科にさせていただいた経緯はそんなところです。

早速真ん中の前歯の歯根治療に熱心に取りかかっていただきました。もう悪臭がするほど最初は酷かったのです!

先生の懸命な丁寧な根気強い治療に、私も戻りつつある体調で同じように根気強く通いました。

他にも、奥歯や犬歯の虫歯の治療も行っていただきました。(前歯科でのPMTCがもったいなかった~)

その後、しばらくは抜かないで仮の歯で様子見、抜歯は最後の手段ということで、検診に通ってました。

そして、「さあ、前歯の本格的な治療を開始しましょうか」と言っていた矢先にコロナ禍に突入

私の前歯の歯茎と骨から、インプラントは無理と言われていました。

両脇の2本も差し歯でしたが歯根治療は傷んでいなくて使えそうなので、最初からブリッジを先生は考えてくれていました。

が、コロナ禍最初の頃は歯科にもそう頻繁には通えません。仮歯のまましばらく様子見をしようということになり3年が経ってしまったわけです。

コロナが5類になることをいち早く知った先生が今年の3月には、「そろそろ治療開始しましょうか」と仰ってくださいました。

母が亡くなる前日に抜歯しています。一針縫っていましたから、母の葬儀には歯抜けばあさん、マスクで隠して出席でした。

妹からは、「そんな歯医者今頃ある?すぐに仮歯を入れてくれるのが普通じゃない?」と言われました。

が、前歯の歯茎ですから傷が治るまで1週間は我慢、軽い抗生物質と痛み止めを3日分飲みました

あれから6回通って昨日、自費の1本9万円のメタルボンドのブリッジがやっと入ったのです~!!

歯科選びも超大事 自費診療の値段の高さ! 確定申告します

かかりつけ医の選択も大事ですが、歯科のかかりつけ医の選択もどんなにか大事でしょうか。

私はシニアで無職ですから、平日は時間を捻出して何回も通えます

が、お仕事をされている方は、そんなに時間をかけて歯科治療もできないでしょう。

お金に余裕のあるリンパドレナージのS先生は、たった2回で前歯6本を70万円かけて済ませた猛者です。そんな人は少ないでしょう。

ああ、昨日は残りの半分の147000円、諭吉先生が15枚飛んで行きました・・。

預金から泣く泣く降ろして、封筒に入れてシッカリと持参しました。

自費診療費は医療費に入れていいのか? 確定申告の還付対象にはなるのかを調べました。

インプラントもなるようですし、美容目的ではない医療としての歯科治療だったらなりそうです。

今年は特に多い医療費がさらに増えて、確定申告して少しは還付金があってほしい。

今まで前歯が不自由だったのが、歯並びはともかく、やっと一応見た目も普通っぽくなりました。

これが1カ月間つけていた技工士さんの仮歯

前の仮歯が上の写真。これもとてもよかったのですが、1本に接着剤の色が出てしまう感じでした。

出来上がりの完成品は冒頭の写真のものと同じこれ↓↓ 技工士さんって職人さんなんですね、感謝。

やはり完成品は中が金属でセメントの色が出ません

先生が「セメント」と言うものだから、「それって、建築にも使われるセメントですか?」と愚かなことを聞いてしまいました。

普段笑ったのを見ない先生も、「いや、歯科用のセメントがあるんです」と少し微笑みながら仰いました。

当たり前やろう、建設現場のセメントなんか使ったらどうなるんだろうか??! バカですねぇ~私。

めでたく歯科通いから少し離れられますが、8月の検診は辛いので9月にしていただきました。

歯抜けばあさんから3カ月半での大きく笑える口になりました\^o^/

それにしても、マスク生活を続けているお陰で、シワはシッカリ固定されてきましたが、口元が隠せて歯の治療には幸いでした。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝、感謝ですm(__)m

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