未亡人で病気持ちでもおひとりさまを楽しく生きる!

結婚とは修行?! 昨日の友人のことで考えた

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今、結婚しない若者が増えています。そして、結婚しても子を持たない、持てないカップルもいます。

勿論、幸せに結婚生活を送っている方は何も言いませんから(リア充)、存在がわからないのかも。

縁あって結婚という形式をとるのでしょうが、離婚あり、死別あり、我慢して同居あり、修行なのかな?

結婚に期待は禁物?!

我がマンションには、いい夫婦の見本となる団塊の世代のご夫婦がおられます。そこは娘さんが40歳過ぎても親子同居なんです。

それが、仲良く暮らせる秘訣なのかもしれないなと思ったり。

しかし、そんな仲のいいご両親を見ても、結婚しない宣言の娘さん(いわゆる子ども部屋おばさん)は今風なんでしょうね。

結婚って、する時は「おめでたいこと」として人生のビッグイベントですよね。

だから、途中で予期せぬ何か悪いことがあった時は、とても打ちひしがれ、ストレスもマックスです。

でも、上手くいく「結婚」なんかあるんでしょうか?

「上手くいかないことが多い」くらいの気持ちで結婚しないと、若くして結婚したら先は長い。

老人になるまでには、どんな紆余曲折があるかはわからないのだから、能天気にハデな結婚式などやめなはれと言いたい私です。

だけど、若いからこそ、まだ未知なる世界を知らないからこそ、大いなる希望、夢を思い描けるのかな。

私は死別してしまったから、やはり上手くいった結婚ではなかったけど、いい思い出はいっぱいあります。

そして、友人も未亡人が多いから、未亡人ならではの苦労も見聞し、お1人さまの寂しさもわかります。

お互いが性格や色んなことが合わず、離婚に踏み切る方たちの気持ちもわからないではありません。

他人が一緒に暮らし始めて、上手くいく方がどう考えても稀だとシニアになってわかりました。

老後まで、結婚生活が順風満帆な方は、ほんの一握りのカップルだけでしょう。誠にめでたいことです。

いい時期もあるけど、ほぼ修行? それでも一縷の望みを託す結婚

昨日会った友人は私より2学年年上の、上品な、旦那さんの意向だけで生活してきたこれまた稀な女性。

結婚してすぐ、お姑さんと同居。それに耐えられなくて、彼女は昼間は仕事に出たそうです。

中々子どもを授からないので、7年後にやっとお姑さんと別居。

それでも、普通にお子さんが欲しかった彼女は婦人科で調べてもらったそう。彼女は問題なし。

「次は旦那さんも一緒に」との婦人科の言葉に、旦那さんは「俺が行かなきゃならないのなら、子どもなんていなくていい」と受診拒否。

プライドの塊の旦那さんだったわけです。自分に責任があることを認めたくない人。

彼女は子どもは諦めて(まだ私たちの若い頃は不妊治療など普及していない)、夫婦2人での生活を楽しんだ時期もあったのでした。

夫婦で「バリ島」が好きで、知り合った頃はよくお2人で旅行も行ってありました。それだけが今はいい思い出だそうです。

いい時期もあるにはあった彼女、それを聞くと救われます。

暫くして、私の病気と夫の死で、中々会えない期間も長かったのですが、私の心の傷が癒えてからは、また時々会うように。

旦那さんがお仕事でおられない頃はまだ幸せだったのです。

それでも、公務員は出先から早く帰って来たりして、夕食の早い旦那さんは必ずお酒、ワインを飲んでたそうです。

そのため、彼女の口癖は「主人が早く帰って来るから、食事の支度に早く帰らなくっちゃ」でした。

そして、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる旦那さんに気を遣う癖のついた彼女は、どこか控えめで、可愛い女性。

「こんなことも知らないのか、バカ」というのも旦那さんの常套句だったそうです。

今で言う家庭内「パワハラ」ですよね。それに文句でも言おうものなら、10倍返しが来るのを恐れて口をつぐむ彼女。

私だったら、言い返して「離婚」になっているでしょう、躾のなっていない跳ねっ返りでしたから。

テニスは当時、彼女の唯一のストレス解消だったようです。そのテニスも旦那さんに隠れて、ラケットを紙に包んで見られないように出かけていました。

私は当時戸建てでしたから、車を運転し、彼女を迎えに行っていました。隠密行動のような彼女。

「優雅にテニス、旅行といいじゃない」と思われるかもしれませんが、そんな独善的な旦那さんと居て気が休まるでしょうか?

私は多分、彼女の旦那さんとは一緒に生活はできないタイプの女です。

そんなテニスで仲良くできた時期も今思うと本当に短かった。彼女はその後もテニスは続けていました。

いい時期もあるにはあったのですが、「俺に尽くせ」タイプの旦那さんには今は辟易みたいです。

退職後はずっと一緒なんですから。昨日は彼女の毎日が心配になってしまいました。

そういう話しを聞くたびに、「結婚って修行」なんだろうか、と疑問がわきます。

お見合いは、条件だけで結婚しますから、後でどんな人かがわかる「くじ引き」みたいなもの。

義実家との関係や、パートナーの兄弟までが問題視されるこの頃、色んな結婚の問題点が白日の元に曝されている今、若者が結婚を躊躇する気持ちもわかります。

私にも息子がいますが、それでもあえて一度は「結婚」してみてくれないかと思うのはバカかなぁ。

みんな、一縷の望みをかけてするものになってしまったのかな、「結婚」って?!

いいえ!やはり幸せな家庭を作るために、慎重にではあるが、どんどん若者が結婚する未来を希望しています。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝いたしますm(__)m

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