ここ最近友人たちの特に娘さんたちの結婚、出産が続いている。
30歳前後の娘さんたち、やはり意識するのは「30歳」なのだろう。
さて、息子、男性も35歳を過ぎる辺りから婚活でもやや不利になるようだ。
このGWは帰省しない息子だが、先週帰った時に聞いてみた。
「婚活」をするつもりはあるのかと。
息子は「いい出会いがあれば結婚したいけど、なかなかないよね」てな具合。
バンバン背中を押さないと、マッチングアプリや、
結婚相談所には漕ぎつけない感じがする。
実際、こんな連休には見つけたお相手とのデートにはうってつけなのに。
GWなど、どこへ行っても人が多いのが嫌いな息子(と私)はいつもの休日みたい。
息子は特に東京からの帰還で、疲れがとれて一息ついたところだろう。
タイミングが悪いんだよねぇ。
私が6、7月と入院するし、5月の週末しか時間がない。
なのに、まだ何の準備もできていない。
7月の私の手術の入院時は平日に休暇をとってもらった。
息子を私のお世話係にしているようでは、婚期を遅らせるのは当然か。
これも母1人子1人ならではの悩み。
息子が結婚してくれることは、もうずっと前からの願いだった。
どんな伴侶を連れてきてくれるか、見てみたいと思っていた。
すでに一部を除く同級生たちや、マンション内の同級生、年下も結婚済み。
なんだか取り残されていくようで、落ち込む日が続いている。
息子自身にあまり「本当の結婚願望」がないのではないかとも思う。
臨床をしていた20代はまだ女性の気配はあった。
が、公務員に異動してから、すっかり職場での出会いがなくなった。
そして、コロナ禍で益々出会えなくなった。
しかし、そんな中で果敢にも結婚した友人の娘さんたちもいた。
「結婚は判断力の欠如から、離婚は忍耐力の欠如から生じる」
というのは本当かも。結婚には勢いって超大事、しかも若い時。
はて、息子が結婚しないことの心配ばかりしていたが、
つい最近は「息子が結婚したら、もう頼れなくなる。
本当に1人になってしまう」とも考えるようになった。
私が持病を持った健康弱者だからだ。夫もいない。
これが、夫婦2人とも元気でいたら、早く結婚してもらいたいし、
お子さんたちも結婚が早いのだろうと思う。
時々は、「もう息子はこのまま結婚しないでもいいや」
という気持ちになってきた。
自分のことだけを考えたら、そういう地点に落ち着くのもありか。
だけど、私は30歳も年上の母親なのだから、いつまでも一緒にはいれない。
やはり息子の幸福を考えたら、価値観の合う女性と対(つい)になってもらいたい。
それが普通の親の願望だろう。
しかし、結婚したら、息子に気軽に片づけやPCのことも頼めないのだ。
息子に手作りのおかずを作ってやることもできなくなる。
寂しさに一層拍車がかかる。
そんなことはわかっていたこと。現実を考えると戸惑う私。
しかし、今年は息子も年男、36歳になってしまう。
白髪がわずかに目立つようになったのが歳月、残酷な事実だ。
ここにきて息子が結婚するのがいいか、
しないでいてくれるのがいいか、
という葛藤が浮かび上がってきたのを確信した。
息子の将来を考えない「悪い母親」になり下がるか。
「結婚しても、しなくても後悔する」と言ったのは、キェルケゴール。
シニアになったら、わかるよねぇ、この言葉。
それでもやっぱり1回は結婚してみてほしいかな、
離婚はどちらも傷つくし、子どもがいれば以後大変な人生になる。
息子が決めるしかない。するか、しないか。
普通を望む昭和の母の私は、葛藤の中にいます。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝しますm(__)m
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