1月30日に受診した泌尿器科からいただいたカプセルの薬、効果あるみたいです。
今まで尿がいかに出にくかったのかがわかったところです。
受診した日以来、右腎臓辺りの違和感もなくなっています。これと因果関係はわかりませんけど。
CTを撮っていないのが、少し心配ですが。また3月の再来で言ってみようと思っています。
術後の後遺症「排尿困難」
あの22年と3カ月前の手術以来、本来の尿意は全くなくなったのでした。
以前も書きましたが、子宮頚部と膀胱は近い位置にあり、手術で膀胱の神経が切れてしまったようでした。
あの排尿訓練の辛さは、今思い出しても「絶望してヤケになっていた」自分しか思い出せません。
350mlのノンアルビールを飲んでも、1滴も尿が出ず、看護師さんに導尿していただいたこと。
また、尿管挿入に戻りそうだったんでした。
しかし、トイレに40分も籠って、水のせせらぎや水道口から水の滴る音を想像しながら、一生懸命に膀胱辺りを押さえて…
何回も何回も頑張ったあの時間がありました。
1滴が出た時の感激は今も忘れられません!「出た~~~!!」とトイレから叫びたいくらい笑笑
今は笑い話で済んでいますが、一生、自己導尿になる可能性もあったのです。
尿意を失ったので、時間を見て3~4時間おきにトイレに行く習慣をつけないといけませんでした。
病気前の尿意とはどんなものだったかが、全くわからなくなっていました。
あれから歳月は過ぎ、だんだんといい加減になってきていました。
最近は、ハッと気づいたら6~7時間おしっこに行っていないことなどありました。
それが良くなかったのですね。
最近は少し尿意が戻った気がしていたのですが、「加齢」による膀胱のしなやかさの欠如からくる溜まる量の減少なのでしょうね。
そして、夜は必ず1回は脳が目覚めて、排尿に行くようになっています。
エブランチルの効果は確かにあります どんな薬?
エブランチルカプセル15mgを1日朝夕食の後に1個づつ飲みます。
早いもので、翌日から「尿の出」が少しよくなっていると感じました。
尿意を感じなくても、トイレに行ったら少しは排尿できます。
たくさん溜まった時は、少し勢いもあるようになりました。薬ってすごいなぁ。
これがどんな薬なのかを調べてみました。
*排尿障害改善薬 降圧剤
主に本態性高血圧症、腎性高血圧症、褐色細胞腫による高血圧症。 前立腺肥大症に伴う排尿障害。 神経因性膀胱に伴う排尿困難 に使われる薬。
私は、「神経因性膀胱に伴う排尿困難」での適応です。
副作用として、低い血圧がより低くなる可能性があって、めまいで倒れないかがちょっと心配。
今のところ大丈夫ですが。
子宮頚がん経験者や男性では前立腺肥大症による「排尿困難」には必ず用いられる薬のようです。
排尿困難を我慢しないで、泌尿器科でこのお薬をいただくことで改善させたほうがいいですね。
少しでもQOL「生活の質」をあげるためだったら、お薬の服用もやむを得ない身体とのお付き合いです。
健康な尿意がある方が羨ましい私ですが、加齢と共にシニアには尿との付き合い方は人それぞれなんだろうと思います。
「尿モレ」を起こす確率は、女性が圧倒的に多いですからね。
シニアは「下・しも」のケアが必要な世代になりました。
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