昨夜はやはり暑気払いに小さな「ウナギ」を食べる気になりました。本当にささやかなウナギです。
笑われるような簡単食ですが、うな丼にするまでもないウナギはこれだけで1000円はするんです!
合わない雑穀ご飯と一緒に、他のおかずは端折って、ウナギを味わいました🤣少し元気が出るといいな。
シニアの夫婦円満には「それなりの理由」があった!
この前Uさん宅にお邪魔して、おしゃべりをしていて感じたことです。
Uさんご夫婦は75歳という同級生ご夫婦です。以前から聞いているのは、社内結婚だったということ。
新築のこのマンションに22年前に引っ越して来た時は、Uさんはもう会社を辞めて専業主婦でした。
旦那さんは定年まで、東京や大阪で単身赴任をされていました。
そして、この前聞いたところでは、今も旦那さんは週に2日程度お仕事をされているんだそうです。
75歳でできるお仕事ってなんだろうと思いましたが、もうあえて聞きませんでした。
だから、Uさんは75歳にして初めて国民健康保険に加入することになったそうです。
それまでは旦那さんの所属の福利厚生が使えて、扶養家族になっていたんだそうです。
国民健康保険料も、多分国民年金保険料も払わなくてよかったのです。
旦那さんが元気で、きっと大手の会社に所属しておられると、妻も大いに助かるわけです。
75歳までお互いご夫婦が穏やかにお元気なのも、お互いの尊重と仲の良さにあると思いました。
旦那さんは今もすこぶるお元気で、散歩の時間帯が午後からと私と似ていてどっちかというと夜型らしいです。
一方、奥さんのUさんは、高血圧の服薬をずっとしてあります。
去年は細菌性肺炎で入院されたし、一昨年は不整脈からの不調で足の付け根からのカテーテルで心臓の一部を治療したりされていますが、それを感じさせない明るく元気な女性。
外食が嫌いで、すべてを手作りするほど、料理も上手、一緒にキッチンリフォームを計画して大正解でした。
旦那さんが、「医療費は君のばっかりだね」と仰ったとか。それくらい旦那さんはお元気で穏やかな方。
やはり夫婦が歳を重ねても、仲良く一緒にいられるのは、勿論お互いの性格の適合と思いやりはありますが、旦那さんがいつまでも収入を得て、お元気でおられるのが大きいと判断しました。
健康で長生きできるのは、お金と思いやり
いつもお邪魔する時間は、旦那さんは自室で何かをなさっていて挨拶には出てこられません。
奥さんの友達が家に来ても、全く嫌がることもなく自室で好きなことをなさっているかお仕事なんでしょう。
Uさんも旦那さんの行動に、何かを言うことはほとんどないそうです。お互いに干渉しない!
が、散歩に出かける時は必ずリビングのドアを開けて、「行って来ます」と言って出かけられます。
そして、3時のおやつなどはUさんが必ず旦那さんの部屋へお茶と一緒に持って行ってありました。
実際に私たちにお会いする旦那さんも、目をシッカリみられることはないですが(きっとシャイ)、穏やかに挨拶されます。
怒ったりすることは全くないと思われる穏やかな性格、自己主張も全くないそうです。
だから、お風呂のリフォームもUさんが1人で何でも決めてしまっても、何も文句らしい文句もないそうでした。
いつまでもお元気に働けて収入があり、性格も穏やかで優しかったら、喧嘩もしようがありません。
Uさんは言うことはハッキリ言う、しかもそれが間違っていない人格者ですが、そのUさんと相性がバッチリだったのでしょう。
シニアになったら、旦那さんは奥さんの言うとおりにしていれば、まず大丈夫です。それが、あんまりな非常識でなければね。
お子さんたちも女の子2人です。女の子だけの親は寿命が延びるとは何かで読みました。
上のお子さんは41歳で「結婚しない」宣言をされています。次女さんはわからないそうですが。
今後も実家を出ることもなく一緒に過ごされるようですから、介護などの負担も娘さんにも依頼できるわけです。
その代わり「今度のお風呂のリフォームは娘にも半分負担してもらったわ」とUさん。
ここまで色々と聞いて、まさにベストカップル、しかも団塊の世代の一番下、良い縁がここまで続く見本だと思ったのです。
こんなカップルはそうそう多くはないでしょう。今は途中で離婚、死別するほうが多いくらいではないでしょうか。
こんなに近くに、ベストカップルを見つけて、「幸せが長続きする結婚ってあるんだ」と納得しました。
そしてなによりUさんが毎日楽しそうなんです。そうしてあげられる旦那さんの力量、素敵。
まずはお互いが健康であること、旦那さんに細く長く収入があること、お互いが理性的で旦那さんが穏やかな性格で、お互いを尊重できること、そんな条件が必要なんだと思い知りました。
親夫婦が尊敬できなかった私。幸せな夫婦の話しをあまり聞かずに今まできました。
私は未亡人ですが、幸せで、尊敬できるご夫婦がそばにおられるのは、素敵な縁をいただいたと思いました。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝、感謝ですm(__)m
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