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2021年 思い切ってキッチンリフォームの思い出

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築21年のマンションのキッチンをリフォーム、ウキウキしてました

去年の6月は思い切りました。マンションなのに、リフォームを。

築21年、キッチンの水栓からは少しづつ水漏れがするようになって3年ほど我慢。

幸い、床にではなく、シンクの水栓の継ぎ目から水が少しづつ漏れるくらい。

それでも、他の部分も不満がいっぱいになってました。

上部の扉を開けると、ちょうど顔を打つ位置、食洗器がシンク横にデンとあって邪魔、浄水器のカートリッジの取り替えが面倒等々。

新築のマンションに入居した時は、ここで私が先に死ぬのだろうな・・と思っていました。

どころがどっこい、私は22年目の今も生きていて、夫は入居半年もせずに亡くなり・・、息子も仕事で出て行って、1人暮らし

なんという人生の皮肉でしょうか

そして、今を生きるために、昨年は思い切ってキッチンリフォームまでしたのですから。

お風呂は2020年の2月、ダイヤモンド・プリンセス号でコロナ騒ぎの頃リフォームしました。

あれから、ちょうど丸2年と2カ月、コロナは第6波まできてしまいました。

何故コロナ禍の中、リフォームに踏み切ったかと言えば、もう「先はわからない、できることは今のうちに」と思ったからです。

ちょうどやはり同じマンションの中にすでにリフォーム済の方もいれば、一緒に検討する仲間がいたのも大きいです。

4月にパナソニックのショールームに2人で行き、色々と見て、扉やシンク、調理台の色、ガスコンロやレンジフードの大きさを確かめたり。

また、カタログでも色々なことを決めました。ステンレスシンクを人造大理石にしたかったのです。

私の部屋は、キッチンが255センチなのですが、精密に測ると253センチしかないなど、問題も浮かび上がりました。

新築する時の設計者は、将来これがリフォームされることまで想定しては作らないのでしょう。

3店の工務店に見積もりを依頼し、採寸、希望のキッチンにできるかを見ていただきました。

21年前のキッチンは、今流行のアイランド型などではなく、奥まった、しかもカウンターのある当時の流行のキッチン。

できれば調理を見せない、見せたくないような配置になっています。

壁を壊して、今ふうにすることは最初から諦めていました。リビング・ダイニングが狭いから。

昔ながらの仕様のまま、キッチンだけをそっくりそのままお取替えとお願いしました。

4月半ばにショールーム見学、実際の施工はその2か月後、6月半ば。梅雨の真っただ中でした。

ウィルスも湿気には弱いと思い、暑くなる前、私の体調がいい時にと急いでもらいました。

ガスコンロは8年前くらいに単独で替えていたので、それだけは既存のものを使いました。

3社の中から1社に決めて、4日間と1日の予備日で日程も決まりました。

さあ、キッチンの収納物すべてを出さないといけません。

足のことを考えると、ため息が出ました。しかし、新しくなる嬉しさが勝っていました!

色々と出てくる、不都合なできごと

before のキッチンの写真です。とにかく、散らかしてました~

* 1日目 このキッチンの解体・撤去 ガスコンロのところのタイルを壊す音がうるさかったです。

* 2日目 水の配管、電気工事など、普段は見えない、一番大切な部分の工事。ここで、問題が発生。大きな配管へ行くシンク下からの配管の勾配が普通1/100のはずが。

我が家の配管は、どうしても1/200にしかできないことがわかった~

1メートルに1ミリの勾配で流れて行く水が、2メートルに1ミリの勾配で流れるのか?

素人の私にはとても不安でしたが、職人さんがそれしかできない、大丈夫だろうということ    

で、納得。安心はしましたが、逆流しやすいのかとも思いました。

「勾配計」が欲しくなった私でした。何にでも興味があるのです。

また、タイルを壊した後のデコボコを直すために、木製のボードを壁に打ち込むように貼り

つけていきました。コンロ前には新しい白いパネルを貼ってもらう予定でした。

* 3日目 パナソニックからのキッチンが到着。そこから、パネルを最初に、それからキッチンの組み

立てです。上部の扉を跳ね上げのものと組み合わせたので、かなり時間がかかりました。

大幅に時間がオーバーして、職人さん2人が帰られたのは午後7時半でした。

* 4日目 不都合な箇所の修正と電気工事の最後のつめでした。

* 5日目 水栓がシンク側にではなく、調理台のほうに大きく回ることに気がつき、連絡。ちゃんと修正していただいて、工事完了!

工事中の食事はどうしていたか? 冷蔵庫は移動していただいてました。

朝は冷蔵庫の中の作り置きをレンジで温めて食べました。

お昼と夕食は近所の商店街のお弁当屋さんに、おかずとお弁当の配達をお願いしておきました。

外食に出かけるのも、コロナ禍だし嫌だったのと、工事を見ていたいという思いがありました。

完了後のキッチンは真っ新で気持ちがいい~!

これがafter の写真です。まだ、ブラインドや勝手口の暖簾は替えていません。

(あとで、ブラインドと勝手口の暖簾を黄色でまとめました。扉はベージュです)

これから、今までのキッチンに入っていたものを、不要なものは捨て、必要と分けておいたものを収納です。

今までの扉収納ではなくて、シンク下もガスコンロ下も全部引き出し収納になりました。

流行りってあるのですね。これがまた、古くなる時もきっとくるのでしょう。

確かに収納は、これまでより断然しやすくなりました引き出し収納、恐るべし!

まあ、ものを減らしたということも大きいのかもしれません。

収納下手ですけど、こんなふうです。

シンクの下 ザル・ボウル・包丁も収納
見ればわかる食洗器・何故か深型
ガスコンロ下の鍋類収納

人生最後のキッチン、特にコロナ禍、家で料理をすることが増えたので、わりと好きなように、値段を気にはしながら選びました。

それでも、パナソニック本体は35%引き、と施工管理費全部で2,050,000円、かかりました~。

つけてよかったと思ったものは、意外に、跳ね上げ収納の下につけたタッチ型のLED灯です。

思ったよりずっと明るく、これがなかったら、天井灯だけでは暗かったでしょう。

でも、壊れたら、修理はできなくて、本体をお取替えらしいです。10年後かな。4万円なり。

欲を言えば、一緒に天井灯もLEDに交換しておけばと、半年後に気がつきました。

跳ね上げの収納も、一番よく使うものを入れるようにしています。

そそっかしい私は、以前の扉で顔を打ち付けることもなくなり、よくなりました。

腕の筋肉の運動にもなると思えば、開け閉めも苦にはなりません。

片付け終えたら、やはり体力なしの私は、老人性膣炎になり婦人科のお世話に泣

やっと料理ができて、週末料理にも励めるようになったのは、外に出かけられないほど暑くなった夏。

やはり、キッチンは一番居る時間が長い、かもしれない場所。

それに、そうそう簡単には替えられない。思い切ってよかったと思えるお買い物と時期でした。

お金は、今いるところに、そして、一番は自分の身体にかけたいと思っています。

年齢的には精一杯、これでも早くやったほうだと思います。

これで、どれだけの料理ができているかをお見せできていないのは、料理下手だからです笑

いつかご披露できるように、料理も頑張らないと。もうすぐ1年を迎えるキッチンのお話しでした。

念願の人造大理石のシンクと白い水栓・浄水器一体型

最後に、シンクと調理台に隙間がない一体型、水が下に落ち込むことはありません。

ひとつ難点だと思ったのは、意外に排水溝が小さいので、掃除がしにくいということ。

マンションの排水管洗浄の時に、引き出し収納の収納物を出さないといけないことも面倒になりました。

新しいものにも、良い点と悪い点、両方ありますね。でも、ほぼほぼ満足しています!!

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