この1年半と少し、毎日わずかですがハングルの勉強しています。
恥ずかしながら大学は文学部英文学科でしたが、今は少し読めても英語は話せません。
その原因は、「毎日使ってないから」が大きいでしょうけど…
日本語という難しい言語をあやつれる日本人
日本語は世界でも難しい言語の部類に属します。
漢字あり、ひらがなあり、カタカナあり、読み方もその時々で違ってくるなどです。
英語を母語とする人からすると、最高難易度に位置付けられているようです。
まず漢字の種類が多く、統一性がほとんどない、画数の多い漢字などは日本人でも覚えるのが大変。
その上をいくのが「中国語」。すべて漢字、しかし、これはこれで統一されていると思うのです。
日本人の私たちは小学校から国語の時間をたっぷりとって学習します。
そして高校生にもなると、難しい表現の論説文や小説、新聞も、それなりに読んで理解します。
それが実は意外にも、文法の全く違う世界共通語「英語」の習得を難しくしていると考えます。
最初に日本語を母語としてしまうと、英語はもちろん、文法が異なる他の言語も覚えにくくなります。
日本語は日本語として限りなく美しく、情緒のある言語であることは否めません。
漢字の書き取り、小学生時頑張りましたよね。高尚な俳句や短歌も日本語ならではです。
しかしながら、その費やした時間が多ければ多いほど、他言語の習得力がなくなっていることに気がつきませんか?
私たちシニアは、これから国際的に活躍することもなく日本で生を終えるからこれでいいのでしょう。
今は小学校から英語の授業が遅まきながら始まったということ。バイリンガルができるでしょうか?!
そうやって一生懸命英語を習得した若者が、「日本なんか嫌だ!」と言って出て行ってしまわないか?
そこが私の心配するところですが、今日は言語のことに話題を戻します。
言葉は使わなければ忘れる、これは当たり前のことです。
明日から英語だけしか、またはハングルだけしか通じない場所で暮らしたら、自ずとしゃべれるようになっていくのです。
シニアだってそういう環境に置かれたら、慣れるしかありません。
しかし、自分もですが、シニアにはもう行動力がない人がほとんど。
日本人として生きて、日本で日本人として生を終える。こういう人がほとんどですよね。
そこには「言葉の壁」が厳然とあるのです。
文法が同じハングルすら、なかなか身につかない私…
韓国語は、漢字をあの比較的易しいハングル文字に直した言葉で、すごい発明だと思うんです。
漢字廃止政策のせいで、ハングルの言語表記に転換された結果、漢字の使用は韓国では限定的な範囲にまで縮小されています。
名前や地名で漢字を少し目にするくらいです。仁川(インチョン)、釜山(プサン)など。
毎日ハングル講座を15分聞くだけでは、道のりは遠いことを痛感しています。1年半と少しですが。
復習もしなければ、半切表を書いて覚える衝動も起きないから仕方ないですが。
言葉は「しゃべってなんぼ」の世界で、人と会話する機会がなければ上達もしないのだと確信持てます💦
コロナが終息したら、ハングル教室にも通いたいと思ってますが、なかなか実現しそうにないです。
オンライン講座もあるのでしょうけど、まだ一歩踏み出せないでいます。
真剣にやろうとしてないからってことになりますね~。
英語も文法をスッカリ忘れ、日本語で生きていく覚悟です
言い訳になりますが、語学学科に行きたかったわけではない私は学生時代もいい加減でした。
アメリカで暮らすという機会を夫に与えてもらったにも関わらず、しゃべれるようになって帰国できませんでした。
なんともったいないことをしたんでしょう!? 英語をしゃべる機会があったというのに~
子育てでいっぱいいっぱいだった我が身の許容量の小ささに嘆き節です。
何でも中途半端で挫折してきた私は、日本語のみは普通程度には使えますからこれでいくしかないようです。
これから英語圏の国で生活することもないでしょう。
よって英語学習にも力は入らず、残っているのは高校までのいや英検2級レベルの英語なんです🤣
Google翻訳を便利に利用させてもらっています。
バイリンガル、トリリンガルになった方は、そのような環境があったか、あるいは耳がいいなど語学に向いた才能をお持ちだったのでしょう。
羨ましいことです。
日本語しかまともにできない私は、日本人として日本語を愛し、日本で生きて死んでいく覚悟です。
お読みいただき有り難うございます。アイコンをクリックいただけますと幸いですm(__)m
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