昨日は3カ月ごとの婦人科外来で、私は血液検査もあり朝は絶食。
それでも体力がついてきたのか、地下鉄で病院まで行けた!
しかし、検査の待ち時間も長いし、診察までも長かった。
Mさん(83歳)に会ってからも待合で随分長く待った。
Mさんが昨年12月に指示書をもらい弾性ストッキングを
購入し、今年になって還付金申請してはや半年近く、返金がないらしい。
後期高齢者になると、市から県に管轄が移るようでよくトラブっている。
Mさんの場合、パンストが2足と片足のエアボストッキングで
最初の支払いは57000円ほどになる。高額なのだ。
彼女は後期高齢者だから、1割負担で医療を受けられている。
だから、弾性ストッキングも実質1割で買えないといけないのだ。
しかし、最初に支払って、行政に還付申請してやっと返ってくる。
9割が返ってこないとなると、Mさんには大打撃なのだ。
57000円の9割となると、51300円の還付があっていいわけだ。
それが、大学病院の先生の指示書の不備か、または県の係の人の
判断やミスで遅れているのか、どこかで滞っている。
弾性ストッキングは、リンパ浮腫患者にとっては「命綱」。
これがなければ、長時間立って歩くこともままならない。
浮腫みがどんどん酷くなり、脚が丸太のようになってしまうのだ。
なったことがない方には全く理解ができないだろうが、本当に切実。
弾性ストッキングが私の場合は3割負担で買えるようになって、
本当に安堵した。1足22000円は非常に痛い出費ではないですか?!
先月のいつか、「徹子の部屋」に女優の洞口依子さんが出演されて、
リンパ浮腫のことを力説されていたらしい。見逃した!
有名人がリンパ浮腫の知名度を上げていただいて、理解が進むことを
願ってやまない。
今の主治医の女医さんは「更年期」には詳しいが、「リンパ浮腫」を
真剣に捉えてくださってはいない。
理解しようともしてくださっていない様子がわかるのだ。
指示書も自ずといい加減になってきて、日付を間違えたり、
空白だったり、追加説明を上手く書いてくれてなかったり・・
だって、それを書いても先生のお給料があがるわけでもないのだ。
手間だけ増えて、嫌な患者としてしか見られていない気がする。
でも、医師の指示書がないと、1年間に4足までのストッキングを
3割や1割では買えないのだ。
しかも、シニアになったらほとんど年金生活者。
お金がなければ、ストッキングが変えない→浮腫が悪化→QOLの低下
となり、メンタルもやられてしまいかねない。
それくらいの出費をリンパ浮腫の維持のために捻出して生きている。
先生も多数の患者を抱えて、大変なのもわかる。
亡き夫の「診察だけではなく、書類の山が待ち受けている」という言葉。
それも忘れられない。医者側も大変なのだ。
Mさんは今日は半年に1度の指示書の日だったが、購入を諦めた。
「もうなんとか先生と行政でやってくれるしかない」と言っていた。
私などは、申請に半年に1回、脚を引きずって行くことに疲れを感じる。
最初から3割で買わせていただけないものか?
それほど、やっかいな沼がリンパ浮腫の界隈には広がっているのだ。
要するに、問題はやはりお金ってこと。
高給取りの旦那さんに養われている主婦の方くらいしか、
還付申請をせず実費で買える人はいないと思う。
お互いに、気を取り直して遅い昼食に行った。
朝の絶食からの時間が長すぎてさすがの私も空腹というより、
気分が悪くなってきたので、先に食堂へ行った。
Mさんもすぐにやってきて、「埒が明かないから、看護師さん
に依頼してきた」と割り切ったように言って一緒に食事をした。
お腹が空いていたせいか、いつもはたのまないハンバーグ定食にした。
写真は低血糖で頭がまわっていなかったせいか?取り忘れ・・
Mさんのようにサッパリした性格は非常にいい。明るいし、拘らない。
「いつかは返ってくるさ」とうっちゃって、他の話しで盛り上がった。
また、お土産の「かつおスライス」と「ごま一番」をいただいた。
本当にこれは美味しい、息子も好物。
「ごま一番」も美味しかったのでお勧め。貼れるリンクがなかった。
私は朝早くから、薬をもらって家に着いたら夕方5時になっていた。
元気じゃないと大病院には通院できないなとつくづく思った。
Mさんのストッキングの還付金がきて、
また早めに新しいストッキングが買えるといいな。
何しろ弾性ストッキングは消耗品なのだ。
ゴム?ナイロン?製品なので、陶器とは違い破れたり、
緩んで圧が弱くなる。それでは意味がないから。
半年に2足の買い替えはなんとしてもお願いしたい。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m
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