コロナ禍になる前は、同じ市内の友人たちとランチをすることがありました。
普通の方よりは身体のQOLが低いので、そうそう多くの機会はなかったのですが、コロナ禍ですっかりランチ友達が減りました。
3年の間には色々なことがあったのですよね。
気軽に誘えないし、誘われなくなりました
まさか世界中が感染症のパンデミックに襲われて、自分が生きている間に感染症との戦争が起こるなんて予想だにしていませんでした。
やっとコロナ禍も終息を迎えたかにみえるこの頃ですが、私の友人関係、特に近くの友人との気軽なお出かけにまで変化がありました。
気軽にランチに誘えないし、誘われることもなくなりました。
そして、そういう気軽に入れる飲食店も減ったのです。
3年という月日は、生活を一変させる出来事があったり、色々と変化をもたらすには十分な期間です。
時々ランチをしていた30歳代からのテニスで仲良くなった友人は、旦那さんが脳梗塞を起こされて、コロナを自分が持ち帰ってはいけないと外出も控えるようになりました。
お子さんのいない2人暮らしなので、余計に気を遣うそうです。
夫を通じた、お互いに息子しかいない後輩女性は、息子さんたちが結婚されたりして、旦那さんの仕事の手伝いもあり、気軽にランチに誘えなくなりました。
近くに一時的に住んでおられる、息子のママ友も、数年も年賀状以外に音信がないと、話題もなくなります。
みんな旦那さんがおられるし、仕事をしていたり、趣味に没頭していたりで、こんな暇人の相手はしてもらえなくなりました。
以前から、友人とランチの約束のときは、朝ご飯を抜いて私は出かけていました。朝が遅いからです💦
同じ未亡人のYちゃんはもう5年前に関東の実家に帰ってしまい、いつも彼女の仕事が休みの日ににランチをして、気兼ねなく話せていた頃が懐かしいなぁ。
Yちゃんは私より10歳も若いけど、もう3人のお子さんたちがみんな結婚する手はずが整ったそうです。
私には近所というか、市内、県内までに親友と呼べる人がいないことに気がつきました。
今親しくしてもらっているのは、同じマンションの方ばかり。
そして、関東に結婚して行ってしまったお友達とはSkypeで話したり、LINEでやり取りになりました。
友人関係にもメンテナンスが必要ですね
関東の友人たちとはやはり距離があるし、そうなかなか会えるわけではないし、私も簡単に出かけられません。
これって、やはりシニアになって、みんなが歳をとり、自分が病気になったり、旦那さんが病気になられたりという変化もとても大きいですね。
時々はなんらかのツールでやり取りを絶やさないようにしないと、友人関係も終わりがみえる気がします。
幼なじみの同郷の友2人も、もうお子さんたちがみな結婚してお孫さんも大きく、たまに息抜きに九州の親元に来たついでに会ってました。
が、もう親御さんを引き取ったり、亡くなられたりして、九州まで来る必要がなくなったのです。
今年は私も母を亡くしたので年賀状は書けませんが、あんなものでもやはり出していないともう本当に縁が終わるのですね。
逆に、終わらせたい縁には、年賀状は不要と思います。
近場の友人たちとまた気軽にランチができる日が来るでしょうか。
それは、私が誘うか、誘われなくなったらもう諦めるか、どうなるのかなって考えます。
ただ、やはりまだ「会食」でも感染がなくなったわけではないのだろうし、皆さん慎重ですね。
友人関係も時折「メンテナンス」していないと、すっかりなくなっちゃうことも大ありなんだと思います。
私自身も今、近場で「この人とは会って是非お話ししたい」という友人がハタと気がつくといないことに今日驚いています。
3年間のブランクは大きい。色んな変化があったのですよね。
私はずっと「蜂窩織炎」を繰り返しながら、何にも変わらず、ただ歳をとっただけなんですが。
誰からもお誘いがなくなったのは、私も必要とされていないのですね。寂しい限りですが仕方ない。
皆さん、それぞれ事情があり、目先のやるべきことに邁進しているんだと思います。
お1人さまは、お1人さまらしく、繋がれるところでは繋がり、無理をしなくてもいいんだと悟ったこの頃です。
コメント