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【睡眠を考える】 ダラス在住の頃の研究者2人目のブレークスルー賞 柳沢正史さん

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Wikipediaから 63歳 お若い

何気なくyoutubeを見ていて、「ああ、もしや?!」というお名前を見つけました。

1991年から夫もダラスのサウスウエスタン医療センターに留学していました。私も息子も一緒について行きました。

その時に聞いたことのあるお名前に、色々とネットで調べてみると、やはり同時期ダラスにいたことが!

比較にならないほど、凄~い方でした!

2人目のブレークスルー賞受賞を知る! 柳沢正史さん

夫は臨床の骨休めとして行ったので、全く格が違いますが💦、同時期に同じ場所にいたことに驚きました。

柳沢さんは、当時もすでに「Nature」という超一流の科学雑誌に論文が載ったという基礎研究者。スカウトされてダラスへ行かれたとか。筋金入りの研究者です。

柳沢正史さんのWikipedia

医学部卒業時「今日の患者ではなく、明後日の患者を治したい」と考え、研究者として基礎研究に専念することを決意したそうだ。

うちの息子を比較に出すのも恥ずかしいが、行政に行く医師は変人で100人に1人、それよりは若干多い2~3人の中の稀なお1人ではないかなぁ。

医学部生は臨床医になりたくて普通は国家試験を受験する。

本当の基礎研究者は薬学部、理学部、工学部などからが多かったと、当時感じました。

お1人目、数年前にすでにブレークスルー賞を受賞された森 和俊(京都大学大学院教授)先生は、「ノーベル賞まであと一歩に迫る男」と言われている。

森先生の奥さんには随分と、うちの息子を可愛がっていただきました。今も年賀状友達です。

今日の話しの柳沢先生とは、ダラスでも面識もなく、お名前を聞いていたくらいの関係でした。一方的に知っている状態でした。

その先生が今もダラスと日本でご活躍で、「オレキシン」の発見、命名で朝日賞受賞されたのだそう。

アメリカのブレークスルー賞は賞金が300万ドル(今の円安で4億5千万円)とノーベル賞の3倍以上!!

凡人にはわけの分からない金額です。

彼の一貫した研究は「睡眠」です。そこは私もすごく関心のある分野だから、遭遇したのでしょう。

ちょっと長い(54分)ので、最初の10分と最後辺りの15分を聞いていただけると、あらかた内容がわかると思います。

日本人の子ども~30歳くらいまでは、とにかく長時間睡眠がいい、夜型なんだと仰っています。

今は日本で「(株)睡眠」の設立も 睡眠障害に悩む人にアプローチ

東京で会社も起こされています。その名も「睡眠」(S’UIMIN) ←HPが見られます、是非。

個人でも家で、脳波を測り、それをAIで解析して医師のアドバイスをもらえるキットが11000円。

病院で入院して脳波を測るのはとても大変で、寝られたもんじゃないそうです。

そんな不都合を解消するべく、額に貼る電極みたいなもので、睡眠時の脳波を測って解析。

一番効果があるのは「睡眠時無呼吸症候群」の方。調べて改善策が見つかるかもしれません。

また、ノンレム睡眠とレム睡眠があるのは知っていましたが、ノンレム睡眠には3段階があるんだそう。

そこまでが測定と解析でわかるそうです。

睡眠に悩みがある方は、やってみられたら改善のきっかけになるかもしれません。

最初のお言葉通り、「未来の多くの患者を救う医師」になられたのです。

私も検査をやってみたいのですが、時折飲む睡眠剤のために正確なデータが出ない気がして今は乗り気になれません。

やってみたいと思ったら、お取り寄せしてみるかも。

日本人の睡眠時間は短すぎると仰っていました。

睡眠不足は肥りやすい、睡眠が充足していると痩せやすいというエビデンスもあると。

よく眠っておられるせいか?、柳沢先生は63歳にして、白髪も目立たず、肌もお若い、50代にも見えますよね。

歳をとっても(この世にいる間は)、よく睡眠をとったほうが元気でいられるという私の持論とピッタリだったので嬉しかったのです。

夫がいたら、「いやぁ、あの頃の研究者の中からノーベル賞候補が2人も出るなんて、凄い場所に居たんだね」とでも言っているような気がします。

そんな柳沢先生は、アメリカ永住権も取得されていて、また、日本からの頭脳流出ですね・・残念。

今日は睡眠に関する話題と、ダラスにいた頃の研究者2人目がBreakthrough賞(2023年)を受賞されたことを書きたかったのでした。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝、感謝ですm(__)m

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