毎年、能古島の無農薬の夏みかんを取り寄せている
同じマンションのUさんから、今年は夏みかんの「コンフィ」をいただいた。
その前に今年は、夏みかんも5個、無料でいただいていた。
今年のは出来が良くて、美味しい。有り難いことこの上ない。
下の写真をLINEで送ったら、今度は「コンフィ」を持ってきてくれた。
「コンフィ」とは、フランス料理の一種で、
『素材の形を崩さないまま砂糖やリキュールに漬け込まれた果物のこと』らしい。
キッチンリフォームを一緒に計画してから仲良くなり、
夏みかんも一緒に買っていたし、「マーマレード」もいただいていた。
「マーマレード」とはちょっと違った「コンフィ」。
これも昨日いただいたが、美味しかった!
マーマレードほどジャムっぽくなく、夏みかんの皮の状態が
まだ残ったまま、薄味の甘みで仕上げてある。
Uさんは、5個の夏みかんを丹念に剥いて、皮を砂糖で煮たそうだ。
結構根気のいる手仕事なのだ。
こんな感じ↓
夏みかんは皮が厚くて、確かに捨ててしまうのはもったいない。
皮を利用して、さらに美味しくできる人はUさんとK子叔母くらい。
知っている人の中にはそれくらいしかいない。
もちろん私は、料理に関してもヘタレだから作ろうとしない。
毎食の料理だけで精一杯で、おやつやデザートには手が届かない。
おやつはもっぱら「焼き芋」一筋なのだ。
調理をできるだけしないことがバレバレだからか、よく手作りをいただく。
毎年いただいてばかりで申し訳ないけど、
Uさんは私の脚のことも少しは理解済みだから甘えている。
お昼に食べる「バナナヨーグルト」にかけて食べてみた。
う~ん、なんとも言えない手作りの味が美味~!!
市販のもののように甘くないのがとてもいい。
そこに、夏みかんの皮のほろ苦さがよくマッチしている。
しばらくは、ヨーグルトを食べる時の楽しみができた。
Uさんは、「何かあったら言って。遠くの親戚より、
近くの他人、と言うでしょ」と言ってくれる人。
10歳も年上だけど、年齢を感じさせないフットワークの軽さ、
多趣味で、料理上手、尊敬できる先輩なのだ。
同じマンションでよかったと心から思える人。
私が「師匠と呼んでいいですか?」と聞いたら、
「それは嫌よ。年齢の分、経験があるからだけよ」と謙遜。
娘さんたちが結婚しないことも、全然悩んでいないふう。
本来はそれでいいんだろうね。
親があれこれ口出ししていいことはひとつもないのだろう。
引っ越してきてすぐの40代の頃の私はUさんを理解せず、好きではなかった。
が、前管理人のTさんは、Uさんの人柄を見抜いていた。
「Uさんはいい人ですよ」とTさんの言った言葉が忘れられない。
何かの縁で、同じマンションに住むようになった住人として、
Uさんのような先輩・先達は誠に有り難いことだ。
拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝ですm(__)m
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