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「生きていてよかったと思う日が来る」とヘルパーさん

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昨日は生協の配達日。ホームヘルパーのEさんも毎週来てくれる日。

75歳だから、イラストのようではないが、ホームヘルパーEさんは可愛い。

そして、明るくて、優しくて、気が利いて、人柄がいい。

昨年秋に包括支援センターに助けを求めて、ケアマネさんと会った。

ケアマネさんのAさん、Bさんも優しかったが、

派遣事業所のCさん、Dさんはごく普通の対応。

が、実際にヘルパーさんとして派遣されたEさんが一番優しいのだ。

そして、4月から代わった生協のお兄さんも、これまた優しいお兄さん。

私がこのマンションの配達の一番最後なのだが、

ヘルパーさんが来る時間に合わせて待って、商品を運んでくださる。

昨日が生協の日だったが、お二人に助けられて今は仕分けができている。

生協のお兄さんと昨日はちょっとだけ話しをした。

やはり気になるのは、年齢と既婚かどうか。

お兄さんは28歳、3つ下の女性と同棲中で、結婚も考えているとか。

大学時代からの知り合いだという。

イケメンではないけど、優しそうな彼はいい夫になりそうな男性。

それをEさんに言ったら、「今はそういう人多いね。順序が逆が当たり前」と。

私も「友人や知人の娘さんもみんな入籍が先で結婚式は後ですよ」と言った。

Eさんは年齢的にまだ保守的な方だから、3人のお子さんには、

「順番だけは間違わないで、お願いね」と言ったという。

そして、お子さんたちはちゃんとそれを守ってくれたのだそうだ。

私たちの結婚の頃も、まずは結婚式、それから入籍だった。

「でも、今はそんなことは言ってられない、

結婚することが大変なんだからねぇ」ともEさん。

そして、「最初の息子が結婚してくれた時は安心しました。

今、ヘルパーで2人の男性の所にも行ってるけどね~、

年をとって男性1人はね・・それを見てるから今思うと、

息子が結婚しないままを想像すると可哀そうでね」とも仰った。

それは私も本当によくわかる。

(結婚しても、いつかはどちらかが1人にはなるのだけどね。

子や孫がいれば、1人ではないだろうけど)

何のために生きているのかとよくよく考えると、

息子のために生きている、生かされているようなものだからだ。

昨年からの炎症の連続で、まともなお正月も迎えられなかった年明けだった。

希死念慮が頭をかすめた。

「もうこんな人生嫌だ! 逃げたい」と考えた時間があった。

相当凹んでた。自分ががんになって、夫には先立たれ、

ただ1人の子も遠くにいた。そして、繰り返す蜂窩織炎。

熱と身動きの取れない身体で10日も寝込んでしまう、移動なんかできない。

抗生物質がなければ、自力では治せない細菌感染症。

お1人さまでなければ、ここまで落ち込むこともなかっただろう。

なんとか生き延びようとしたのは、息子がこちらに戻ることになってたからだな。

元気になろうと努力して、1人ご飯の鍋で食いつないだ。

今は5月になり、随分と元気を取り戻して来た。

ヘルパーさん来訪の3月からは、気が引き締まった。

昨日、Eさんに希死念慮のことも話せた。

「辛かったでしょうね。でも生きていてよかったと思える日が必ず来ます」とEさん。

きっと10歳年上の経験の違いからの言葉。

そして、私を元気づけようとしてくださった言葉。

有り難い、仕事とはいえ、他人を助ける仕事の中には言葉がけもあるのかな。

でも、Eさんの励ましの言葉を信じたい自分がいる。

「生きていてよかった」と思える日が来ることを信じて待ちます。

拙い日記をお読みいただき有り難うございます。感謝しますm(__)m

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